キモノハイスタイル大阪というイベントがありまして、開催場所が綿業会館でした。
それを知った時、「これは行かねば!」と思いました。
綿業会館は昭和6年に竣工した古い建物です。
昭和初期、大阪が日本で一番大きな都市で、大大阪と呼ばれた頃でしょうか。
太平洋戦争の戦禍を免れ、その後進駐軍に接収された時期もありましたが返還され、平成9年に文化庁より有形文化財の指定を受け、平成15年には国の重要文化財に指定されました。
綿業倶楽部が所有する建物で、関係者以外は立ち入りが出来ません。
しかし、キモノハイスタイルに入場するという名目があれば、立ち入りが出来るのです!
キモノハイスタイルにも充分興味はありましたが、綿業会館に入ってみたくて仕方がありませんでした。
ついに来ました、綿業会館!
中のシャンデリアが豪華です。
建設当時のものが現在も使われているのではないでしょうか。
玄関を入ったロビーです。
階段が途中で左右に分かれる、古式ゆかしい様式。
こちらはエレベーターのドアです。
イベント会場は最上階の大会議室なので、これで上まで上がります。
途中で、迎賓用の部屋があるフロアなどはこのエレベーターでは止まれません。
会場入り口横にあった椅子。
椅子も床もかわいい。
会場内の天井です。
イベント参加の方が下の方に写っているので、上だけ。
ここにはあげてませんが、窓やカーテンなどの必要な金具が凝っていたり、室内用の照明のデザインがまたいい感じだったり、予想通り萌えポイントが沢山ありました。
そして、いつも何故か気になるのがトイレだったりします。
撮影してきました。
床のタイルがいい感じ。
なお、綿業会館の詳細については、ホームページをご参照ください。
→こちらです。