紅型の紬小紋に、花尽くしの半幅帯を結ぶ | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 単衣の季節は短いのですが、前に着用時間が3時間くらいしかなかった紅型の紬小紋をもう一度しっかり着たくて、別のコーディネートを考えました。
 今回は半幅帯です。
 これは、手許に一枚だけ残した母の小紋で、和裁をする友人に送って見てもらったものの、どこも出せない(大きくはできない)と言われて帰ってきたものを、呉服屋さんに頼んで半幅帯に仕立て変えてもらったものです。
 名古屋帯に出来ないかと思ったのですが、そこまでは布地が足りないと言われてしまい、半幅帯に。まぁいいんですけどね。

 紅型のピンク色と合うかと思い、この帯を選びました。
 花も菊に似たものもあるような気がしたり、しなかったり。生地のきれいなところで作ってもらっているので、新品のようにきれいな帯です。今回が初めての出番。

 やわらかいピンクの三分紐に、アンティークの小さな帯留を載せました。

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 半衿もピンクにしました。スモーキーな感じの落ち着いた色ですが。
 着物の柄は地空きが多いのでどんな帯でも大体大丈夫と思うのですが、こうして前姿の写真を見ると、柄on柄なので合ってるのか合ってないのかよく判らなくなってきます。
 後で呉服屋さんが見て「グー!」って言ってたので、合ってたのでしょう(^。^;)

photo:02



 簪もピンクにしました。友人からいただいたもので、紅水晶です。
 帯は、五月結びにしました。
 半幅帯でも、ちょっとちゃんとした感じが出るので、好きな結び方です。
 
photo:03



 五月結びのアップ。
 長めの帯じゃないとできないので、古い帯だと難しいかもです。
 たれの一番下に裏地が出てるのがいい感じ。

photo:04



 この日は比較的涼しくて、着物も着やすかったのでした。
 アンティーク着物ではないのですが、着ているとレトロ感があるように言われて不思議でした。
 どこがレトロだったんだろうなぁ。