持病の変形性頚椎症の悪化で、先週からひどい状態でした。
仕事も家事もまともにできてなかったので、ブログ更新もすっかり滞ってしまいました。
まだ全快ではないのですが、ほぼ日常を取り戻してきましたので更新再開です。
半幅帯のお太鼓風の結び方に挑戦して苦戦の末惨敗したことをTwitterで呟いていると、着物アンティークショップの方からリプライがありまして、その方のところで個人レッスン受けませんか~?とのことでした。
で、ちょっと贅沢ではあったのですが、半幅帯結びの個人レッスンを受けてきました。
今回はその時のコーディネートです。
リサイクルで3000円だった為にやたら気軽に登場する縞でばち衿の紬です。
帯は化繊でリバーシブルの半幅帯です。
写真の柄は、芝草に丸で、中には四季の花が描いてあります。
反対側の柄は、白地に黒で大きめの矢絣です。こちらはまた別のコーディネートでお目見えすると思います。
半幅帯のレッスンに行くので半幅帯を持っていかないといけないし、当然着物でするので持って行くよりは着て行く方が荷物になりません。
そんなこんなで着付けをして、昭和町にある着物アンティークショップの姉妹屋さんに向かいました。
半幅帯も生地や縫い方によって固さや締め具合がかなり変わってきます。
締めていった帯はかなり固いものでした。
念の為にもう一本、やはり化繊のリバーシブルですが、もう少し柔らかいものを別に持参しました。
これは帰宅してから撮った写真です。
上で別に持参したと書いた方の帯をしています。
紅葉の柄なので今の季節にはどうかなと思ったのですが、レッスンをしてもらった時に聞くと厳密に気にする人もいれば、全く気にせず好きな柄を使う方もいるし、紅葉に限って言うと青葉もみじもあるので春でも使っていいと思うとのことでした。
ただ、自分が気になるのを無理強いすると気分が悪くなるだろうから、個々人の趣味や決め事は自由にやるのが一番いいとも言われていました。
私は植物の文様が好きなのですが、季節があるものは割と気にする方です。
でも、この帯の紅葉は色合いからして目立ちにくいし、やはりリバーシブルなので両面の色を生かしたいと思うこともあり、悩ましいところではありました。
この時は、まぁいいことにしようと堂々と見せて結んでみました。
いくつか半幅帯の結び方を教えて戴いて、この結び方は蝶々結びからタレをのっけたものです。
比較的ポピュラーで簡単、でも揺らぎがあって可愛い感じ。
よく京都で着物をレンタルしている女の子がしてもらってるような結び方をやってみたかったので聞いてみると、大体が蝶々結びからの変形でできるようでした。
また、リバーシブルなら前の上下を折って縞に見せると変化が出るような小技も教えてもらいました。
60分で時間がいっぱいあったので、後半は着物の着方についていくつか教えてもらいましたが、以前に着付け学校でならったこととかなり違う内容が多かったのでパニックになりそうでした。
着付けとひと口に言っても、それぞれ体型も違うし理想とする着姿も違う筈なので、自分でできるところとしたいところを上手くブレンドしていくのがいいみたいです。
多分、私は基礎的なところは大体出来ていると思うので、後は本当に、好みを踏まえての微調整かなと思います。
背中のしわとか衣紋の抜き具合も、いろいろ思うし言われもしますが、自分なりのものになっていて、何より着ることができて楽しいのが一番という気持ちを大事にしていこうと思います。
何せ着物ももとは普段着ですから、多少変に着てても別に大きな問題はないと思います。
礼装の時は人に着付けてもらうようにして、大事なポイントを外さなければ普段はなるべく自由に気楽に着るのがいいんだろうな。
着付け個人レッスンは、贅沢で、面白かったです。
姉妹屋→ホームページがあります。