縞の紬に、植物の文様の洒落袋帯を結ぶ | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 リサイクル×リサイクルの組み合わせです。
 購入合計金額 7200円也。
 細かいことを気にしなければ、着物を着ることにそんなにお金はかかりません。

 私は裄が1尺8寸3分(=69.5cm)で、規格より少し長くなっています。
 既製の着物のLサイズや、一所懸命探したリサイクルでも、68cmがほぼ限界です。
 この紬も68cmぐらいの裄で、衿はバチ衿です。
 八掛はやや落ち着いた赤で、胴裏がちょっと黄ばんでいます。他に難は多分ありません。
 裄と身丈が2cmぐらい違ってもまぁ大丈夫です。それ以上だと何か手立てが必要かなと思います。
 裄が短いなら直すかワームウォーマーを使うとか。ただ、先日呉服屋さんの担当の方が言われていたのですが、紬なら多少裄が短くてもいいけど、はんなり小紋だとどうかな~と思われるそうです。
 身丈は、おはしょりの作り方を考えれば、ちょっと長さが合わなくてもなんとかできそうです。

 今回の帯は洒落袋帯で、柄にひと目惚れして求めました。
 結構古いもののようで全体に色がくすんでいますし、シミもあります。だからこそ安い訳ですが。
 親戚などから譲られたものと思えば、古い帯もかわいく見えるものということで、私は気にせずに使っています。
 二重太鼓の練習用だと思うと、むしろ新品より扱う際に気が楽です。

 帯の一色を取って、帯揚げは玉子色のものです。
 帯〆は茶色と白のリバーシブルで、見ようによってはカジュアルで現代的な雰囲気のものです。

photo:01



 前姿はこんな感じになりました。
 帯揚げよりはマシですが、帯〆もそんなに上手く結べてない気がします・・・。

photo:02



 縞や格子の着物に、何故かこのような植物モチーフや更紗の帯が合うと思っています。
 規則的×不規則的、だからでしょうか。

photo:03



 青々苑という名前がたれの隅に書いてあるのですが、青々苑が何か未だに不明です。
 ただ、同じ落款の帯をリサイクル店が扱っているのを見かけたことがあるので、そのお店の方なら何か知ってられるかもしれません。
 とりあえず青々苑と書いてあるものは大体私好みの柄です。

 今回は、落ち着いた色目ではありますが、赤・黄・緑の可愛い色合いのコーディネートになりました。