単衣の着物は二枚しか持ってなくて、週変わりで着るつもりにしていたのですが、生憎の雨で予定を変更しました。
この日に着る予定だったのは単衣のお召しで、とても雨に弱い布地で縮み易いので、天候が悪い日は着ない方がいいと言われたのでした。
同じ着物でも帯を変えれば雰囲気が変わるものなので、先週の可愛い半幅帯とは打って変わって、今回は西陣織の名古屋帯を締めました。
これは、今お世話になっている呉服屋さんで初めてお仕立てをして戴く時に、一緒に戴いたものです。
今思えば季節柄もあったのですが、その時は白っぽい帯が欲しくて探していたところでした。
この名古屋帯は地色が白で、柄も雪輪どりの中に花柄で古典的な感じなので使い易いかなと思いました。
一度締めたことがあるのですが、その時は窓枠つき帯枕(改良枕)を使ったせいか前柄が上手く出ませんでした。
前の柄は真ん中か、少し横くらいに来るのがいいのですが、脇の方になってしまってどうにもできませんでした。
今回は満を持して(?)手結びでがんばったのですが、なんど前柄がまったく出ない(>_<)
いろいろ確認してみると、「もしかして関東巻き?」との疑惑が出てきました。
急遽いつもと反対巻きにしたのですが、それでも前柄は真ん中には来てくれませんでした・・・。
お太鼓はなんとかまぁまぁな出来かな・・・。
湿気の多い雨の日で、着付けている間に額に汗が・・・。
なんとか着付けて、帰宅後に撮影したら、背中がぐしゃってなってて凹む・・・orz
まだまだだ~。
雨なので梅色の雨コートを着て出掛けていました。
雨にもめげず着物を着ていると、いつにも増して重宝がられるというか・・・なんか面白いですね。
着物を着ることができる日は限られてるので、梅雨なんかに負けてる場合ではないのです。
単衣の季節はすぐに終わってしまいます。
次の週末に晴れてお召しが着れることを祈ってます。そうでなければ、お召しは9月まで着れなくなってしまうので~。
着物は決まりごとが多いのですが、それを季節感として楽しんでいる今日この頃です。