茶摘みをやってきました | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 よく一緒にご飯食べたりお酒を飲んだりしているメンバーのひとりが、晴れて日本茶インストラクター試験に合格し、認定を受けました。

 インストラクターになった彼女の春は新茶の季節、茶摘の季節なのです。
 他県までピーチ・アビエイションに乗って身軽に茶摘みをしまくりつつ、スイーツ会ではお茶の飲み較べをさせてくれたり、和紅茶なるものを紹介してくれたりしています。

 そしてついに、彼女企画でみんなで茶摘み!と言うことになり、神戸にある茶園に行ってきました。

 五月も末だったので新茶もかなり育っていて、なかなか若いいいコを集めるのは大変でした。
 いえ、茶園は山の上にあるので、まず茶園に辿り着くのが大変でした。

 私は大阪でも市の最南端に住んでいるので、まず梅田まで出るのに一時間くらいかかるのです。
 神戸の王子動物園がある王子公園駅で10時に集合するには、休みと思えない起床時間を設定しなくてはなりませんでした(/TДT)/
 おまけにお茶とお弁当を作って持参。

 駅に集合してから更にずんずん山を登っていきます。
 ハイキングコースになっていて、何人ものハイカーとすれ違いました。
 結構怪しい道も通りつつ、随分上まで上るとこんなにきれいに神戸の町が見えました。

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 なんとか辿り着いた茶園では、よくテレビで見るような茶畑が広がっておりました。
 そんなに大きな茶園ではないですが、初めて見るので実は大きいのか小さいのかよく判りません。
 昔は神戸市灘区で沢山のお茶を作っていたそうですが、今は兵庫県ではここにしか茶園がないとのことでした。
 関西でお茶を作っているというだけで結構衝撃的でしたが。

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 お天気に恵まれ、山の上でマイナス・イオンを摂取しながらお茶を摘みます。
 摘んだお茶は自宅で製茶して飲みます。
 自分で摘んだお茶を飲むなんで、今まで人生を生きてきて考えたことがなかったので、新しい世界が開けた気がしました。

 茶園の方は皆さん気さくで、途中茶摘み娘のコスプレをさせてもらって写真を撮って遊んでしまいました。
 茶摘みの衣装は絣柄だったので、絣模様の多い紬の着物が好きな私は、茶園の人を最初に見た時からその服の絣にキュンキュンしていたのでした。
 絣の上着にたすきをかけた姿の写真は、とってもいい記念になりました。

 なるべく柔らかい若いいいコを選んで摘んだ茶葉がこちら。
 これで、二、三煎飲めます。というか、それぐらいのお茶になってしまいます。製茶の時に水分を飛ばしてしまうので、葉の容量は随分小さいものになってしまうのです。

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 茶摘みで結構満足したら、お昼ご飯です。
 この日のお弁当はこちら。
 いつもみたいにお味噌汁が飲めないと思ったので、いつもより大きめのお弁当箱につめてきまあした。

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 ご飯の後、茶園からお菓子とお茶を戴きました。
 お茶はたっぷりお代わりできたし、お菓子も三種類つけて戴いて大満足。

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 子供さんへのお土産に、出して戴いて美味しかった新茶まんじゅうを買って帰りました。

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 うちはお煎茶をよく飲む家だったのですが、そのお茶を作る工程などは全然知識がなく、ましてや茶を摘むなんて考えたことがありませんでした。

 持つべきものは、貴重な体験をさせてくれる友達ですね!
 初めての茶摘み体験、楽しかったです。

 茶園は普段は山の上の喫茶店として営業されており、紅葉の時期もとてもきれいだそうです。
 できれば秋に紅葉狩りにきたいな・・・と思いました。


 茶園 静香園こちらが詳しいです。