鼠色の地に雪輪どりの小紋に、西陣織の雪輪文様の名古屋帯 | 風が吹く日も、雨の日も

風が吹く日も、雨の日も

着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 人に迷惑だなぁと自分でも思う程、着物にフィーバーしているうちに、身近な人がそれに乗ってきてくれるという事態が発生しました(*^▽^*)

 もともとTwitterから始まって、リアルで何度もお会いしているある女性が着物を着たいということで、着物ランチをすることに。
 ふたり共通の友達の別の女性にそのことを話して試しに誘ってみると、参加するとの返事があり、女性三人で着物ランチオフ会を開催することになりました。

 ゲストの女性がふたりとも甲子園方面から来られるとのことだったので、交通の便を考えて場所は梅田に決定。
 梅田のお店には疎いので、少しは行き慣れている阪急三番街でよさげな和食屋さんを探して予約しました。
 食べログのレビューはちと微妙だったのですが、予約をすると個室をとってくれるとのことだし電話の応対もさわやかで好印象。
 当日は三人三様の着物姿で、まったりとランチとお喋りを楽しみました。

photo:02



 最初に誘った方はご自分で着付けてこられました。
 アンティークな紬に、薔薇とどくろの模様の半幅帯、これもアンティークな羽織というコーディネート。アンティークとモダンな取り合わせで楽しい感じ。上の写真の右側の方です。

 左の方はお母様が以前愛染倉(あぜくら)という着物屋さんでお仕事をされていたということで、お母様のコーディネートと着付けでした。
 深緑地に梅の描かれた小紋に、控えめな朱色の名古屋帯で、半襟が帯と同じ色になっていました。季節感もあっていい感じ。

 私は珍しく小紋。鼠色の地に雪輪どりで草花が描かれているお気に入りですが安価で洗えるものです。白っぽい西陣織の名古屋帯を合わせたかったので、この小紋がすっきりするだろうと思って選びました。
 当日他の方と較べてみると、なんかすっごい正統派で大人びている感じがして、ちょっとつまんなかったかもでした。

 この名古屋帯は、今お世話になっている呉服屋さんで、初めて「買います」と言った商品です。
 当時私は帯にも仕立てが必要ということさえ知らず、帯はみんな仕立てて売ってると思っていたくらい着物のことにはまだ無知でした(;・∀・)
 モノも知らずビンボーな私に、店長が「それは原価割れでは?」というような値段を、仕立て代芯代込みで提示して~その後結城紬を合わせて遊んで~結城紬を買うことになって~最初に話していたこの西陣の帯もくっついてきたのでした~。
 そんなこんなで初めて締めてみました、織り模様もきれいな白地に色々ないろの雪輪文様の名古屋帯。
 前柄がある筈なのに、締めてみたら前が無地・・・。後から人に聞いたら、横の方に柄が来ているとか・・・なんで? もうちょっと何回か締めてみて、研究しますw

photo:01



 人に撮影を頼むチャンスを逃し、今回も鏡を見ての自分撮りです。
 突っ込みどころがいっぱいの写真なんですが、細かいことは敢えて伏せおきます・・・。
 お太鼓にちゃんと雪輪文様が出ているのですが、また別の時に撮影できればと思います。

 ランチをご一緒したおふたりは、その後呉服屋さんに用のあった私に同行して心斎橋に移動し、お茶とケーキも戴いて後に解散しました。
 とっても楽しい時間で、「またしましょー!」と言い合って別れました。

 お店情報を載せておきます。

 吉祥食べログ

 写真は、穴子とキスの天丼(\1,150)、美味しかったです。
 後、お店の一番奥のこじんまりとした個室だったので、静かで落ち着けました。
 店員さんの応対もよかったです。
photo:03



 パウンドハウス心斎橋店食べログ
 写真はカボチャのブリュレのタルトです。ボリュームあり。
photo:04