この前の日曜日、知人でカフェを開いている方の珈琲セミナーに行ってきました。
珈琲の淹れ方のお勉強に必死になっていて、全然写真を撮らずにいたのでちゃんとした報告になりません(>o<")
仕方ないのでそれは見送って、当日着ていた着物のことを書いておきます。
その日は琉球絣に、きっと合うはずと思って合わせたかった母の帯を締めました。
張りのある名古屋帯で、白地に四角の模様が並んでいます。四角には色が付いているのですが、光りの加減で赤っぽく見えたり緑っぽく見えたりする、玉虫というかマルチカラーっぽい不思議な柄です。
呉服屋さんの方に見てもらったのですが、「箔かな~?」と言うものの製法がよくわからないみたいで、織りなのか染めなのか定かではありません。
でも、地色が白で、全体に明るい感じがするし細かなうるさい柄ではないので、どんな着物にも合わせやすいと思っています。
二年ほど前に母の荷物を整理しなくてはならず、洋服はすべて母がいるところに送って、和服はフォーマルなものだけ親類宅へ送るように言われました。
残った帯や小紋、コートなど、かなりの数の和服を処分することになり、それは結構な大仕事でした。
母の着物は多分母の母が持たせた正絹のものが多かったのでしょう。とにかく重い。
そして、サイズが小さい。
着物もコートも羽織も、私が着れるものはありませんでした。
おはしょりも出ないし、裄もちょんちょんです。
未練で小紋を一枚だけ残し、着物はすべて処分してしまいました。
サイズは関係ないだろうと思われる帯ですが、母がかなり使ったであろう名古屋帯と作り帯は処分しました。
残したのは袋帯が一本と、名古屋帯が六本です。
名古屋帯の六本のうち三本は、実は色合いの趣味が合わず使いあぐねています。持っていても締めることはないかもしれません。
他の三本はとても気に入っていて、そのうちの一本はしつけのついた新品のようでした。これはすでにこのブログでその写真をあげているワインカラーのものです。
今回締めているのも、母の帯の中で気に入っている三本のうちの一本。
よく判ってないのですが、帯の芯が硬いのでしょうか?とても張りがあってお太鼓の形がきれいにできます。
でも、締めにくい程の固さではありません。
一番気に入っているポイントは、やはり明るいその色味です。
外で人の写真を撮ってもらう機会を逃し、家では子供さんが不調で撮影を頼めなかったので、仕方なく鏡を使って自分撮りをしました。
こうすると、普段写さない帯揚げ、帯締めが見えますね。お太鼓は無理ですが。
絣柄がきれいに写ったので、ラッキーだったかなと思います。
向かって右手の袖口から長襦袢が出ているのですが、どうも姿勢が歪んでいるのか常にこちらからだけ長襦袢が見えてしまうのです・・・。
それにしても、最近着付けが大分楽に出来るようになってきました。
名古屋帯のお太鼓なら、長さに問題がなければ失敗せずに締められることもあります!この日も一回でばっちりでした。
角出し(銀座結び)に憧れて結構練習してたのですが、なんか最近心境が変わり、お太鼓でいいや~と思う今日この頃です。
それよりは、もっと多く着物を着て、気楽に半幅帯でおしゃれしたいなぁなんて、いろいろ考えます。
着物は楽しいです♪
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