プラム・ジャム | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 念願のプラム・ジャムを作りました。
 今年はもう作れないかと思っていました。
 商店街で見かけた時にはタイミング悪く買えなくて、そうこうしているうちに季節が変わってしまいそうで。

 ある日曜日、ジャムにするにはもったいないようなきれいな大玉のすもも(プラム)を見かけて、少し高かったのですが思い切ってふたパックだけ買って帰りました。
 しかしその日は忙しくて何とも出来ず、そのまま一週間たち、二週間たって・・・もう、このままではダメにしてしまうと思った日曜日の真夜中近くに、ついにプラム・ジャム作りに着手しました。

 本当はしんどくて全然したくなかったのですが、食べれるものを無駄にはしたくなく、特に、あんなにきれいな実を買ったのに!という思いが怠け心に勝ちました。

 ひと粒だけ悪くなっていましたが、他のものはまだどれも身がしっかりしていて、楽に半割りにして種をとることが出来ました。
 プラムはそこそこ酸味があるので、レモンはなくてもいいだろう。
 砂糖を少し多めに。少し残っていた黒糖も混ぜて入れました。
 上白糖と一緒に黒糖や蜂蜜を入れるのはよくやることです。
 もう、そこまで出来たら5割以上出来たようなもの。
 そのまましばらく放置して水分が出たら、圧力鍋の蓋を閉めてゆっくり加熱していきます。

 蒸気が出たらそこで火を消して置いておきます。
 翌朝蓋を開けて、朝ごはんを食べながら、用事をぱたぱたとしながら、灰汁を取り煮詰めます。
 出勤直前に出来上がりました。
 綺麗な濃いピンクのジャムです。
 鮮やかな夏の色です。


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