自己ブランディング これからの5年を変える会IN大阪定例勉強会(2010年9月) | 風が吹く日も、雨の日も

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着物と子どもと「おいしいは正義」の日々。街歩きや美術館なんかも好きです。

 2010年9月4(土)大阪天満橋にあるドーン・センターで、「これからの5年を変える会」の定例勉強会に参加してきました。
 今回はこの会の三周年記念の勉強会であり、会の発足当初から参加して、主催者以外で唯一会の活動を続けていた方の送別会を兼ねたものでした。

 今回のテーマは「自己ブランディング」。
 「セルフ・ブランディング」という言葉の方が聴き馴染みがあるかもしれません。
 講師は会の主催者で店舗経営コンサルタントの富田英太氏です。
 内容はこんな感じ。

○ブランドとは何か?
○会社依存の時代から、個人サバイバル時代へ
○無名の個人が、自己ブランドを確立するには?自分を商品として捉える視点
○プロダクトアウトか、マーケットインか?
○ブランディングは掛け算

●自己紹介
 会社名を使わず、自分のストーリーを素に自己紹介をします。

●自分のタグリスト、アンチタグリグト
 文章ではなく単語で、自分の興味、得意、気になることを最大100個まで挙げる。
 また、興味がない、やりたくない、向かいたくないと思うものをやはり100個挙げる。

 みっつのグループに分かれてグループ内で各人が自分のタグリストとアンチタグリストを発表し、それを聞いた人が何に興味を惹かれたかをチェックします。
 それが、その人の提供できるもののヒントになります。

 次に、自分が人に教えてあげられるものを20個挙げます。

●ターゲッティング
 自分が持っているものは、誰にとって役に立つのかを考えます。
 或いは、自分が役に立ちたい人は何を求めているのか?

●能力をロジックで考える
 これまでの経験で上手くいったこと、成果があがったことは何か?
 一過性ではなく、復元可能な成功体験は?
 なぜうまくいったのか?どうやったらうまくいったのか?を考える。

●アイドルから学ぶキャリアミックス
●セルフメディアを持って認知度を上げる

●魅力マンダラを描こう
 グループ内で自分以外の各人のいいと思えるところや印象を10個を目安に書いていき、その中で自分が特に気に入ったもの、好きなものを6個選びます。
 それを、絵にします。
 画用紙に大きな丸を描き、パイを切るように6個の区画に分けて先に選んだ6つの言葉を円の外側に書き、その内容を表す絵を円の中に描いていきます。

 最後に、そのマンダラを使ってもう一度自己紹介をします。

 その場でグループになった人と一緒にやるので、それほどお互いを知っている訳でもないのですがそれは判った上でのワークなのかもです。
 深い理解があってのことというより、印象とか、ふいに出たキャッチーなキーワードがものを言う感じでした。
 それによって出てきたよい印象、評価を、更に自分で受け止めて魅力マンダラを作ります。

 不思議だったのは、私が目指しているはずのものを同じグループの人達が今の私に見ていることがわかったということです。
 これは、私の自己評価の低さの現われなのかもしれません。

 なかなか奥の深いテーマでした。
 間を置いて、定期的にやってみるのもいいかもしれません。
 事実、このテーマをやるのは二度目だそうです。
 魅力マンダラの見本として、一度目の時に作ったものが回っていました。

 懇親会は京橋のごま屋忠兵衛でした。
 送別会も兼ねていて、参加人数大目で時間も長め。
 いろいろ話していてつい遅くなり、途中で抜けて帰りました。

 イベントや勉強会への出席は、少し控えめにする方向で考えています。
 この会の参加も少し躊躇していたのですが、出席してよかった。
 来月は講師として会いたかった人が来るとのこと。
 楽しみです。


↓お土産にもらったサザエさんの人形焼の波平さんです。
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