2010年8月7日(土)に、大阪の天満橋にあるドーンセンターの5Fセミナー室で、声に関するセミナーがありました。
講師はボイス・トレーニング・スクール「ビジヴォ」の運営者兼チーフボイストレーナーである秋竹朋子さんです。
著書もあり、沢山の実績のある方で、東京であれば1万円は取るという実践的な講座だったのでお得感いっぱいでした。
内容のおおよそはこんな感じ。
①「呼吸」のトレーニング
(講師とともに姿勢矯正・腹式呼吸、及び声につなげるトレーニングを実践)
②「発声」のトレーニング
(声帯←筋肉のトレーニング 実践)
③「共鳴」のトレーニング
④「滑舌」のトレーニング
(表情筋、舌の動きのトレーニング実践)
最初に複式呼吸の練習をします。
呼吸が出来るようになると、次は声帯を鍛える練習。声帯のメカニズムも説明あり。
そして、口や鼻から息が出ることで声になるので、そのコントロール、どのような声を出すとどんな効果があるのかや場面にふさわしい声についてのお話。
途中でモテ声の例としてマンガ「タッチ」の南ちゃんの声をやってみるなどw
最後に、言葉をよく伝える為の滑舌のこと。話し方やアクセントのコツなど。
日本語は総じて胸式呼吸になりがちな言語らしいのですが、方言によって多少の差があり大阪弁はアクセントが強めで腹式呼吸になりやすいのだそうです。
教室にいる7割前後は腹式呼吸が出来ていて、これが東京だと5割いるかいないかという感じだそう。
意識して姿勢を整え、腹式呼吸をすることでカロリーを消費して、メタボ対策になるという情報もありました。
しっかりと声を出すということは、やはりそれだけの仕事なんでしょうね。
テキストはなく、とにかくやってみるという実践的なセミナーでした。
時々、全然歌を歌わない人がボイス・トレーニングをやってると聞いて意外でしたが、今回の講座を受けて納得。
日々生活する上でも、また人に話をする仕事であれば、声を上手く出すトレーニングは必ず役に立つことでしょう。
ちなみに、講座の詳しい内容は下記に詳しいとか。
興味を持たれた方は、是非。
一瞬で相手の心をつかむ「声」のつくり方/秋竹 朋子
¥1,470
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ちなみに、これが5年の会の主催者・店舗経営コンサルタントの富田英太氏です。