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映画『華麗なるアリバイ』を見てきました。
これは、上に挙げたアガサ・クリスティーの小説をもとにして、舞台を現在のフランスに置き換えて作られたものです。
私は中学校時代に友人が通う小学館の英語スクールに誘われて、数年そこでお世話になっていました。
当時の講師の方に高校か大学になってから勧められて、原書でこの本を読んだのを憶えています。
アガサ・クリスティーの英語はとても綺麗なので、一度原書で読んでみるべきということでした。
でも、推理小説って表紙からなんか絵が怖くて、一番怖くないと思ったのがこの『ホロー荘の殺人』だったのです。
もう詳しい内容は憶えていないのですが、たまたまこの映画の宣伝を新聞で見て、「これは見にいかねば」と思いました。
フランス映画は大好き。
そして、原作もよかったような気がする。(あくまでおぼろげ)
調べると、大阪府下で行けそうな上映館はひとつだけしかありません。
梅田ガーデン・シネマ・・・梅田スカイビルにある映画館です。
梅田と言ってもいわゆる梅田の駅からかなり離れていて、辿り着く時間が読めないのでこれまで避けてきた映画館です。
しかし、そこしかありません。
意を決して、行ってきました。
行ってびっくりしたのですが、梅田スカイ・ビルには映画館がふたつも入っているのです。
3階がシネ・リーブル梅田。
4階が梅田ガーデン・シネマ。
3階で切符を買おうとして、4階を案内されました。慌てて移動。
平日だったしかなりご年配の方が多かったです。
横でやってる『ちょんまげぷりん』とは客層が違うんだろうな。
どうせ小さい映画館だし、前の人が気になるのが嫌だったので最前列の端っこの空いた席に座りました。
予告編短めで、本編スタート。
いいなぁ。フランス映画。
さりげない雰囲気なのに、お洒落です。
なぜか沢山出ている女優さんのファッションと体型を凝視。
美人がいっぱい。
一番美人の女優さん、すっごくかわいいのにパンフレット見たら年齢45歳・・・超びっくり。
あんな風に年を取れたらなぁとつい思ってしまいます。
映画は大好きなのですが、滅多に見る暇がありません。
前に見たのは2月で、中山美穂さん主演の『サヨナライツカ』でした。
ひとりで見て、ちょっと泣けたな。
今回のは全然泣ける映画ではなかったのが残念ですが、フランス映画らしいフランス映画で、久しぶりになんか楽しかった。
映画を映画館で見ると、その間隔離された世界に浸れるのでかなり気分がリフレッシュされます。
今は夏休みで家には子供さんがでーんと控えてる関係上、なかなか自分ひとりでほわんとする時間もないので、今回映画を見に行ったのは自分にとっていい時間になったなと思いました。
次は泣ける映画がいいんだけどな。
笑える映画より、断然泣ける映画派なのでした。