私の両親はとても食いしん坊でした。
食べるのも飲むのも大好きで、この場合の「飲む」はお茶とお酒の両方です。
自営業の工場をしていた家でしたので、毎日夕方に休憩を取りその際によく珈琲を飲みました。
また、お休みの日もよく珈琲を飲みました。
食事の後に飲むのは、夏は麦茶でそれ以外の季節は煎茶でした。
珈琲は、ミルで豆から挽いて淹れます。
うちには、私が物心つく前から今も現役で活躍しているクラシック・ミルがあります。
私の腕には、多分二歳くらいの頃に珈琲を淹れる為にお湯が入っていた薬缶を倒して負った火傷の痕があります。
珈琲は、特別に味わうもの以上の、美味しい水に似たものです。
豆の種類にはこだわりません。
飲み馴れた、でも美味しいものがいいのです。
一時、マンガで覚えてキリマンジャロを頼んでいたことがあり、今も指定する必要があればキリマンジャロを頼みますが、実はなんでもいいんのです。
今は、喫茶店などに卸している珈琲豆屋さんでいつも買っています。
10年以上そこのブレンドを日に二、三杯飲んでいます。
ライフスタイルや家族構成が変わったので、朝に必ず一杯飲むようになり、後は会社で安いドリップ珈琲をがぶがぶ飲んで、帰宅後は飲む日と飲まない日があります。(お酒も飲むので・・・)
ちなみに、珈琲を五杯飲むのを三日続けると胃にきますので、大体三杯くらいでやめるようにしています。
最近はフォームド・ミルクを混ぜてラテにしたり、アレッシの器具でエスプレッソを淹れることもあります。
ちなみに牛乳も大好きです。
インスタント・コーヒーと缶コーヒーは滅多に飲みません。
出来る限り避けて通ることにしています。
豆から珈琲を淹れる習慣は、ずっと見ているうちの子供さんにもしっかり伝わっているようです。
気が向いた時には、代わりにドリップしてくれます。
こういう、丁寧にお茶を淹れるという習慣を、大事に思っています。
これも子供さんに伝わるといいな。