東京リベンジャーズとか、生まれ変わって何度目の人生、ってクダリのドラマ等があるけど、50を過ぎて人生折り返し地点はおそらくとうに過ぎた私。
生まれ変われないとしたら、これまでの人生に、そしてこれからの人生に、後悔がないか、なんだか気になってきた今日この頃です。
私はなぜか子供の頃から将来結婚できないと思っていて、一人で生きていくために、あるいはもし結婚しても稼ぎを全部パートナーに頼ったりするような、そしてその後もし離婚したくてもできなくなるような生活は嫌だと思って、自分で稼いで生きていけるよう資格を取るべく大学に進みました。
で、大学を卒業して、無事資格を取り、現在も確かに食いっぱぐれない生活を送れてはいるし、そして、予想通り独身は長かったけど(苦節40年)、無事結婚して子供も生まれて、幸せか不幸せかといえば幸せな人生とは思いますが、一度しかない人生、果たしてこれは私にとって正解な人生だったのか?という疑問が湧いてきました
あと何年生きられるかわかりませんが、生まれ変わりなんてなく、死んだ後に新たな人生を送れないのであれば、生きている間にやりたいことを全うしないといけないような気がして。
今の仕事やこれまでやってきた仕事がキライだったわけではなかったけど、特別好きだったわけでもない。
そして、今の仕事を特別うまくやれているわけでもなくて、でも、割りの良い資格ありきの職ばかり選んでしまって業種も縛られている感じです
もし、私がもう一度人生をやり直すとしたら、どうするかなあとちょっとだけ考えてみたんです。
どこからやり直すかなあ。たぶん大学からのような気がします。
まず、大学に入ったときに後悔したことは…
そう、いわゆる「花の女子大生」になりたかった
私の大学での生活は、とても「女子大生」と名乗れるような環境ではなく、週に数回ある実習とクラブ活動に毎日追われていたのです。
大学時代に、たまに高校時代の友だちに会うと、皆、「女子大生」として、サークルに入ったりして青春を謳歌しているのを見聞きしていて、すごく羨ましく思っていました。
そんな風に、当時はサークルがない理系の大学に行ったことを後悔していましたが、今となってはそこはどうでもいいかも
だけど、違う学部に行ったらどうだったかなというのは試してみたい気がします。
もしどこでも行けるとしたら、どこがいいかしら?
建築学部とかかしら?(結局理系?)
間取りやインテリアを見たりのおうち見学ってすごく好きで、子供の頃も部屋の模様がえとか好きでした。
高校時代まで住んでいたのは、両親と弟とで暮らす2DKの狭い団地住まいでしたが、どうにか私のスペースを作り出したりして。(部屋と長い廊下の間に二段ベットを置いて、弟とベッドを共用しカーテンで仕切って廊下の一部を自分の部屋にしました)
希望に沿った間取りを考えて設計するとか、すごく楽しそうです。
ただ、不器用だし、センスはないんです…
建築模型などをパッと作ったりなんて想像できない…
生まれ変わって器用になってなければやっぱり無理だな…
だとしたら、マスコミ関係で、新聞記者とかはどうかしら?(実は昔、転職中にちょっと考えたことがあった職業)
文章を作るのは下手だけど、大物へのインタビューとかは躊躇なくできそうかも。
だとしたら何学部に行くのがよいのかしら?
きっと文系よね。
うーむ、文系の勉強はかなりツライ…
理系の新聞記者もありかしら?
実は最近、友人が実家に戻り、実家を改装して喫茶店を開くことにしたんです。
彼女の子供たちは、すでに成人している上に、家も出て行っているので、ここ数年は悠々自適の1人暮らしでした。
旦那とも数年前に(旦那の浮気が原因で)離婚していたのですが、旦那から教育費を含めて慰謝料はかなりもらっていたようです。
そして、タイミングよくこの不動産バブルに乗っかって、実家への転居のため、住んでいたマンション(すでにローンは支払い済み)を買った値段よりも高値で売り、資金は豊富にあるんですよね。
職も今まで正社員で勤めていたところをパートに切り替え、今後は週3程度で雇われで働き、ある程度の生活費は稼ぎつつの開業で、場所は実家なので家賃は発生せず。
理想的な開業ですよね(もっと細々と且つ中途半端だったが私も昔そういう開業を志したけど、週3の職の方が簡単に稼げるので辞めてしまった過去ありではあるが)
そんなこともあったからか、そういうお年頃だからなのか、なんだか人生のやり直しのことを考えてしまう今日この頃なんですが、こうやって考えるのって、自分ができないことを子供の夢を乗せてるところもありますよね。
自分が失敗したことは、失敗しないでこうあってほしいみたいな。
私の場合は、かなりアバウトであまり勉強せずに学生時代を過ごしてしまったので、子供には真面目に頑張ってほしいと期待をしているところがあります。
でも所詮自分の娘。
自分ができなかったことが同じようにできるわけもなく、娘が受験勉強に身が入らず、ダラダラしているのは私に似て仕方ないのかもしれません
しかも娘はまだ小学生だし。
私が自分がやりたかったことは残りの人生で自分でどうにか消化するとして、娘にはきちんと人生設計して自分の人生を悔いのないよう生きてほしいなと思います。