「ダストラグガエーハン」
↑初めて覚えたヒンドゥー語はこれ。
私は下痢です、という意味。
さっそくお腹くだした。
日本から持ってきた正露丸飲んでも胃薬飲んでも効かないから、「ダストラグガエーハン」って言って街の薬局で薬を買った。
多分きのう、タンドリーチキンのつけあわせの生野菜を食べたからだと思う。
みんな「やめたほうがいい」と言っていたのに「これくらいなら平気でしょー」と言って食べた天罰。
インドをなめちゃいけないね↓

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でも、今日は早朝から予定があった。
『ガンジス川でボートに乗って火葬場の近くまで行く』という予定。
「ボートに乗ってる最中にトイレ行きたくなったらどうしよう」と甘えた声でみんなに言ってみたら「ガンジス川にすればいいんじゃないかな」という素敵なアドバイスをくれた。

結局、なんとかガンジス川に用を足すこともなく無事に火葬場を見ることができた。
といってもボートの上から遠巻きに見た。
日本と違ってインドの火葬場は、そのまま焚き火で遺体を燃やす。
24時間体制で毎日休むことなく燃やしているらしい。
見たときも5個くらいの大きな炎があがっていた。
「こうやってここの火葬場で燃やしてもらうことは、とてもお金がかかるし名誉なことでインド人の憧れなんだ」とボート漕ぎの少年が言っていた。
ちなみに、妊婦と幼児は燃やさないで錘を付けて川にそのまま沈めるらしい。

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火葬場からの帰り、ボート漕ぎの少年が漕ぐのがものすごい下手で、変な流れにのっちゃってずっとくるくる回ってた。
たまに他のボートに追突しちゃったりして怒られたりしてて気の毒だった。
でも、おかげで朝がきて日がのぼり、すごくきれいな景色を見ることができた。
自慢の1枚↓

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その後もボートは迷走し、結局完全に朝になった↓

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ホテルに帰ったらまたおなかがグルグルいいだし、そのうえチエまで具合が悪くなった。
でも薬飲むためには食べなきゃということで、ホテルのレストランで食事をした。
カレーは絶対無理だったから、トマトエッグスープっていうのを頼んだ。
酸っぱいケチャップみたいな味だった。
アキさんに一口あげたら「胃液みたいな味だね」って最悪な感想を言われて、もともと無かった食欲が一気にゼロになった。

みんなでお昼寝して夕方頃、2人ともちょっとましになったし、癒されにでもいこうとホテルの近くのアーユルベーダ(インド式マッサージ)のお店にいく。

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値段は日本みたいに高いし、その割に全然きれいじゃないし、店長の男性も怪しげで、かなりイマイチそうな予感がしたけど、他を探すのも大変だったから妥協。
120分間の全身コースを勧められたけど、頭部だけの75分間コースにしといた。

マッサージが始まって2分で、その選択が間違ってなかったことがわかった。
びっくりするくらい気持ちよくなかった。
75分間ずっとつむじ押されただけだった。
もっと下痢になったらどうするんだと思った。
しかも施術中に「ぐげぇー」って蛙みたいなゲップされた。
妹の担当に致っては、途中から携帯電話片手にやってて笑えた。
「フィニッシュ」と言われた瞬間、すごい開放感だった。

結局、誰一人として癒されはせず、頭がオイルでムニョムニョになって終わった。
ムニョムニョなみんな↓
(このオイルはその後4日間くらい落ちなかった)

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そんな感じで、インドの難易度の高さを実感した1日だった。