ラケルタファイルとフェルミのパラドックス | しのぐのブログ

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今回はフェルミのパラドックスを知っている事前提でラケルタファイルの内容を考察してみたいと思います

まだラケルタファイルの内容を知らない人は理解が困難であることを確認して出来るならあらかじめ読んでおくのがいい。

 

ラケルタファイルの内容は多岐に渡りますがフェルミのパラドックスとの兼ね合い部分だけをまとめてみます。

 

地球の歴史

地球は人類の誕生以前から複数の来訪種族がありその種族間で何度も核兵器以上の火力を使った戦いが行われてきた。

その戦いは戦争という言葉をイメージするかもしれないが戦争という言葉は当てはまらない。

戦いは複数回あったのでその中には戦争はあったかもしれないがラケルタの伝承によるとお互いを滅ぼすか撤退するレベルの戦いで交渉で停戦から共存するという展開が無いので戦争という言葉の定義にあてはまらない。中には完全に殲滅という結果もあるので戦争(交渉で停戦出来る外交の手段)で済むということはぬるま湯展開であるようだ。

この流れはフェルミのパラドックスにおける宇宙には多くの知的生命体が存在するはずであるという考察と全く矛盾しない。

過去の地球に関する話ではラケルタの話とフェルミのパラドックスに矛盾は見つからない。

 

人類が他の知的生命体を認識出来ない理由

ラケルタファイルの内容を要約すると人類は他の星からやってきた種族が遺伝子改造によって作った種族だそうである。

一言で言うとひとは実験生命体(動物?)である。

人はその遺伝子改造の結果他の種族を認識出来ない仕掛けが仕組まれている、他の種族はその仕掛けを簡単に使えるので人は他の種族を自分と同じ種族と認識してしまう。

人に関する事柄はフェルミのパラドックスではほとんど考察されていない内容だが地球には既に複数の種族が来訪しているということで、フェルミのパラドックスの前提条件が壊れてしまうことでパラドックスが成立しない。

 

ラケルタファイルの内容はフェルミの想定を超える

フェルミのパラドックスはあくまで私たちが観測可能な宇宙空間だけをその範囲内にしていた。

ラケルタファイルの内容が驚異的に感じられるのはこの地球の来訪者の中には私たちが観測可能な宇宙の外からやってきた生命体が既に地球に来ているということである。

これはフェルミのパラドックスはあくまでこの見えている宇宙だけが想定範囲だったことを考えると現代の科学者が想像する範囲の外からやってきている者が存在するということで私たちの頭の中の世界を完全に超えてしまっているようだ。

空想というか創作物の中では最初に太陽系の外に飛び出すエドワードエルマースミスのスカイラークシリーズは後半高次元の世界に飛び出すのだがこれが見当はずれの方向であったことになる。

ラケルタファイルの内容は私たちが想定していた世界の前提も超えてしまっているという事になる。

 

ラケルタファイルの内容はフェルミのパラドックスの回答を与えてくれるのだが、同時にとんでもない事実を突きつけてくるようだ。

 

ラケルタファイルの内容に関しての考察ではここまででかなりマイルドな内容としてフェルミのパラドックスとの競合を検証してみたがさらに突っ込むともうラケルタファイルの内容を知らないと読むべきでない内容を書かなくてはならないので続きは限定記事にしました。