レトロフリークからエミュレーターに移行した経緯 | しのぐのブログ

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そもそもレトロフリークを購入した理由はあくまでファミコンソフトで遊びたいからであってエミュレーターを利用することを検討すらしていませんでした。

私が何故レトロフリーク購入後すぐにエミュレーターに移行したのかを説明すると既にレトロフリークで遊んでいる方およびこれからレトロフリーク購入を検討している方にもメリットがあるかもしれないと思い経緯を説明します。

 

私は商品を購入する際多くの場合既に購入した方のレビューを読んで購入すべきかどうか判断しています。

今回レトロフリーク購入前に調べた結果で気になった点は

1.保証期間が3か月しかない

2.壊れやすいとの報告あり

3.一部動かないゲームがある

1の保証期間が短いのは昔ファミコンやロムカセット形式のソフトの中古販売をしていた経験から仕方のないことと思っています。

中古ソフトを利用する場合前に使っていた人が使ったことによるカセットに付着する小さな傷や汚れは仕方のないことです。綺麗なままでいるには使わないことが一番ですがものの性質上そうはいきませんし、今は相当時間が経過しているので普通に保管するだけで金属部分にはさびのようなものが発生している可能性もあります、それをまともに掃除もしないでゲーム機に挿入すればかなり短期間でゲーム機の端子が使い物にならなくなり事実上の故障に繋がることは容易に想像出来ます。

つまりは商品の性質上保証期間を長くすることの対応費用が大きくなりすぎるので出来ないと判断したと思われます。

商品が多く売れればカセットの掃除ノウハウの無い人又はカセットの掃除の重要性を全く理解しない人が使う例も増えるでしょうからどう頑張っても故障がつきまとう環境だと想像出来ます。幸い故障に関してはしっかりとサポートしてくれるらしいので購入しない方がいいという判断にはなりませんでした。

2の壊れやすいという情報が流れるのはカセットメンテナンスの重要性が認知されていないせいだと思います、既に発売されてから何十年も経過しているものを使おうというのですからある程度の時間を掃除に使うのは当たり前です、それが理解出来ない人にとっては壊れやすいという評価を付けやすいでしょう。

3の一部動かないゲームがあるという評価は別な方法で遊べば対応出来るということを知りました、具体的にはエミュレーターの利用です、この情報を調べることでレトロフリークがエミュレーター利用のためのデータ吸出し機として利用可能であることを知りました。

ここまで調べた時点では耐久性に不安がある機械なのでバックアップが取れれば問題の解決に繋がることを理解しましたがそもそもある程度面倒なのでレトロフリーク購入後すぐにエミュレーターに移行することになるとは考えてもいませんでした。

それと私自身は課題にしませんでしたがレトロフリークにはゲームの遅延が発生することを指摘する声もありました、わかりやすく言うとゲームの難易度が上昇するのです。

 

私がエミュレーター導入を決めた決定的理由はレトロゲームのプレイ動画をパソコンで利用したくなったからです。

具体例を説明します。

まずレトロフリーク購入後機能を確認しましたがしっかり挿入前のゲームソフトを掃除して使っているせいか全く問題なく利用することが出来ました。

HDMIケーブルを使ってモニターに接続した画面は間違いなく昔のファミコンより綺麗です。快適に遊べる事がわかりましたがそこでさらに便利に使いたいと考えてパソコンにプレイ画像を取り込んでプレイ画像を動画として利用したいと考えました。

レトロフリークの映像をパソコンで利用するにはビデオキャプチャーという変換器が必要です。これには数万円の費用が必要になります。現在のビデオキャプチャーは最新ゲーム機種の取り込みを行えるような高性能でレトロフリークの画像の数倍以上の情報量を取り扱うことが出来ます。現在の私の環境はSwitchもXBOXもプレイステーションも無いのでビデオキャプチャーは持っていませんし使う予定もありませんでした。ここで最新のビデオキャプチャーを購入してもオーバースペックなのは明白です。そこで激安ビデオキャプチャーを購入したのですが、これが悲惨でした、はっきりと数秒間とわかる音ズレが発生しました。

結局目的を達成するためには新たなビデオキャプチャーを購入するか別な方法を検討するしかありませんでした。

そこで検討材料としてレトロフリークダンパーというソフトを利用して吸出しを行いエミュレーターを使ってプレイするという方法が候補に上がってきました。

この状況における最大のメリットはビデオキャプチャーを購入しなくても済むということです、大体数万円の節約になります。

さらに、レトロフリークが壊れた時のためのバックアップをとることもかないます。最初に購入した時の懸念点が解決されます。

ビデオキャプチャーを利用している時の遅延は性能によって少なくなりますがゼロにはなりません、この辺もエミュレーター利用環境に軍配が上がります。

さらにレトロフリークで対応していない一部のソフトの事も思い出しました、その中に遊んでみたいゲームも含まれていました、エミュレーター利用で解決する可能性は高いそうです。

後でわかったことですがレトロフリークで速度変更を行う際音が出なくなる仕様なのですがエミュレーター利用で音を出したまま速度変更が可能です。遅延に関する指摘はむしろ速度調整による難易度低下があるので逆に高評価であることを体感しました。

これらの条件が重なって私はレトロフリークを利用したゲームの吸出しに挑戦すべきと考えてやってみました。

その結果は

 

パソコンでゲーム画像を録画出来るようになりました。ゲーム実況も可能な環境が手に入りました。

遅延なしでゲームが出来るようになりました。

最近購入したXBOXのデザインコントローラーでプレイするのが簡単になりました。快適度アップです。

画像の綺麗さは変わりません、レトロフリーク自体にも画像フィルターがあるのですがまだ全部試していないため変化はわかりません、設定方法次第では変化するかもしれません。

音ズレゼロです。

レトロフリーク未対応ゲームも遊べるようになったかもしれません、クリアまで行っていないので断言出来ませんが満足度は高いです。

レトロフリークの故障に関する懸念が全く無くなりました。個別のカセット接続部分が故障しても対応するダンパーと呼ばれる機器を購入すれば代用可能らしいですし、本体が故障して起動すらしなくなっても全く関係なくゲームがプレイ可能になりました。

レトロゲームの対応機種が増えました。私のパソコンにはDVDドライブがあったのでCDやDVDといったメディアのゲームも取り込んで遊べるようになりました。とりあえずプレイステーション1のソフトを取り込んで遊べる環境が出来ました。

例:

全てのエミュレーターで利用可能ではありませんがリワインドというゲームの巻き戻し機能が使えるようになりました、アクションシューティングでミスした時のやり直しだけでなく、コマンド式のゲームでの操作ミス、バグが発生した時の発生前への回避など多くの場面で利用可能です。

 

似たような状況で検討中の方がいましたら参考にしてください。

 

私はこれまで最強のゲーム機なんてものは存在しない、それぞれが遊びたいゲームが遊べるゲーム機がそれぞれの最強ゲーム機だと考えていたのですが、PC Game Passの利用とレトロフリークの併用さらにはテーブルトップシミュレーターを使ったボードゲームの取り込みでかなり満足度の高い環境を得たと体感しています。

パソコンを使ったゲーム環境は多くの人を満足させる可能性の高い環境であると感じるようになっています。