長期計画策定で考えること
今期は73期、3年後の2026年(創業110年)5年後の2028年(創業112年)そして7年後、10年後。
一期終了するとまたあるべき姿への取り組みのPDCAを自省し、次の3年後、5年後、7年後そして10年後。
過去から現在、未来と連綿と繋がっていきます。現在の結果は過去の原因です。未来の結果は現在の原因です。
モノが売れない時代に売り込むと値段で叩かれる。値段をあげられない。
無理やり売り込むとお金が足らなくなり、売掛金(取引条件など)や在庫が増えていきます。
金利が安いとはいえ、借り入れの負担が増えます。資金繰りがきびしくなります。
大量生産、大量消費、大量廃棄の時代は終わったと思います。
大企業の役割と中小企業の役割が明確になってくるのではないかと思います。もうなっているのかもしれません。
私ども業界は量の拡大でした。もう量は望めません。
質と価値の時代。量が売れない時代。
「買わない、つくらない、売らない」でも事業を継続できる強い体質の会社にする長期計画。
競業他社と同じことをやっていては価格競争から脱皮できません。価格に振り回されます。
辛いこの時に勇気と執念で変えなくてはチャンスがないのではないかと思います。
❝辛い❞という字に一本足せば、〝幸せ〟という字になります。このプラス1が何か?
量が沢山売れなくても、質と価値がある独自の商品とサービスを提供し続けることです。
だから、半端ではありません、勇気と執念です。プラス1を。