ちょうど、一週間が経ちました。
あれだけ緊張して怖がっていた、あの日から。
最後の、本当にこれで、父のことに触れるのは最後になる、記事です。
父との再会から一週間。
早かったなあ。。
東京に戻ると、あの「気持ち」が嘘のように消える。
でも、ブログを書いていると、新たな読者(笑)のことを意識してしまったり。
こうして、私との空白の時間を彼が埋めていくのも、悪くはないかな、と思い始めています。
そして、ちょいちょいここでメッセージを伝えるのも。
悪くはないんじゃないかな。
「俺のことは書くな。」と言っていたけれどね、お父さん、私から言論の自由だけははく奪しないで。(これでもかなーり、伏せて控えめにしてるんだから💦。)
過去をなくして、今の私はいない。
ひとつの貴方との大切な思い出、ニュージーランドでの、貴方との旅、私が「自分の手で切り開いた人生の場所」をひとつひとつ見せることができたとき。
あれは、あの時のわたしの夢だった。
今でも不思議なほど鮮明に、覚えてる。
プラムの美味しさ、それを頬張るお父さんの姿。
ニュージーランドの雄大さを、お父さんに見せたいって思ってたんだ、ガイドの時からずっと。
あれも3年くらいのブランクがあっての再会だったよね、久しぶりに見る、貴方が老いていることが、切なかった。
手を、頭を、足を、身長を見ながら、私が知らないうちにこれからも老いていくんだ、と。
辛かった。
テカポの星空、クイーンズタウンでの湖のほとり、クロムウェルでのフルーツショッピング。
プカキの湖も、テカポの湖も、全部全部、お父さんに見せたかった景色に、あれほど表現方法が上手くないあなたが、素直に感動してくれるって、さすがニュージーランドの自然のすごさ(笑)。
美しいものを見るときに、言葉はいらない。
ガイドは必要ない、のね(笑)。
「もう、自由に会えなくて、これが最後だから。」「彼女にルミと会うと悪いから。」と言われたとき。
Gellertが居たから大丈夫だった。
でも職場でもある空港であなたを、見送るときに、壊れてしまった、わたし。
まだ、20代だったからね。
あまりにも、声を出して泣きじゃくる私を、ニュージーランド航空の同僚たちが不思議そうに、そして、心配そうに、見つめていた。
みんな、集まってくれた。
異国の友だち、同僚たちが。
Just because my dad is leaving now,so,そう言ったけれど。
あの時の涙は、誤解をされていたようですが(笑)、わたしが日本へ帰りたかった、じゃなくて、たった一人の残された肉親であるあなたとの別れが辛すぎたから。
もう、会えなくなるのが分かってたから、さ。
一緒に支えあって生きてきた時間もあったから、さ。
貴方の不器用な心配性(過剰だったけど、ね)な優しさに、感謝を。
あの時、Gellertが居てくれて、よかった。私を支えてくれて、よかった。
彼、まぁ、色々とあったけど、私を愛してくれて支え続けてくれたのは、確かなことで。
あの時も「Cicamica(ハンガリー語で、僕の子猫ちゃん)~・・・。大丈夫~??僕がそばにいるから~・・・」と一緒に泣いてくれた。彼は私が泣くたびに、いつも一緒に泣いてくれた。
東ヨーロッパの人だったから、家族の絆が本当に強い人だったから、私たちのことを理解するのがかなり難しかったみたい。(4年半一緒に生活していた彼も、私が日本に帰国してすぐ、NZの女性と出逢ってご結婚、今や2児のパパなのよ!幸せそうで、なにより♪)
こう、思い返したら。
涙の傍に、いつも、誰かが支えてくれていたのよ。
ニュージーランドの母、ダイアンであったり、Gellertのお母さんであったり。
じゃなかったら、わたし、生きていなかった、いけなかった、と思う。そして、そういう優しさにいつも、巡り合いながら時間と共にここまで来たのよ。
感謝を忘れるなよって、言ってたけど、うん、みんなに、感謝、いつも忘れないように生きているわ。
空白の時間を、異論はあるかもしれないけれど、このブログを読破することで、埋めることも、貴方の自由。
ほら、私のブログでの笑顔を見て。(バニー姿は親としてthroughしてね!)
上高地で、山梨で、沖縄で。
ホンモノの、笑顔でしょう?
素敵なお店でしょう?
ね?
だから。
私は、ここで書くことによって助けられている部分が多くあるから、お願いだから、私からこの場所を奪うことだけは、しないでね。
私の大切な人たちとの場所だから。
そして。
That was true, there were the days I did love you , that was for sure,
but I'm begging you,
please, please,just leave me alone from now on.
In someway, I might be loving you still now,though.
Anyway,
Don't worry,dad. I'm fine, and will be.And hope you are fine as well.
ほら、日本語より、英語の方が表現に適しているときもあるのよ。
今が、私の幸せな時代、なのよ。やっとね。
色々と、改めてありがとう。
おそらく、父への手紙は、1週間を経た、これにて終了となりますっ。
お騒がせいたしましたっ。
みなさま、さら~っと、流してねっ。もう、触れないので!