政府が定義しているパワハラは以下の通り。




1.暴行・傷害
2.脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言
3.隔離・仲間外し・無視
4.業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害
5.業務上の合理性なく、能力や経験からかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
6.私的なことに過度に立ち入ること



まぁ、パワハラと言ってもなかなか線引きの難しいところじゃないかと思いますが、


この問題は、一見立場の弱い相手に対して、権力を握っている側の配慮不足により起こるものじゃないかと感じます。


もちろん全て権力者に非がある訳ではありません。


ただ、個人の利益>会社の利益の結果だろうと思います。



前記の6項目はどれも生産性を下げてしまうものなので、パワハラを行う従業員は明らかに会社に不利益をもたらすいわゆる"お荷物"です。


そして、能力がある(と自覚している)従業員はすかさず逃げていきます


そして能力がない(と自覚している)従業員が残ることになり、非常に生産性の低い組織になってしまいます。






私も実際パワハラを受けたことがあります。


一番多かったのが罵倒で、明らかに指導ではありませんでした。


また、挨拶しても無視、業務上の相談をしようと声をかけても回答なし。


周囲が心配する程の酷い罵倒だったようですが、常ににこやかに「そうですね」と接していました。
(要するにスルーです。)


そうすると、罵倒している側より受け流している側の評価の方が高いのです。


結果、その上司は躁鬱で休職することになりました。


そして私は周囲の評価が上がり、役員の評価も高くなってしまったのです。


それも一つの解決法です。


ま、それは余談ですが。






今現在、パワハラされているかも?

とても嫌な気分だ。

と思っている人がいるなら、以下のことを覚えておいて頂きたいのです。


パワハラを行う人間は、能力が低い


ということ。


生産性が下がりますからね。


パワーに依らないと相手をコントロール出来ない人間は、人が何によって動くのかを知らない人間です。




パワーを使わないと、相手は動いてくれない

自分は魅力のない人間だ




そんな認識をしている哀れな権力者と同じ土俵に乗らない(パワハラをまともに受け取らない)ことだけは覚えておいて損はないと思います。




※…パワハラがストレス発散になっている権力者は論外です。そんな権力者は、それを止められた時、心を病みます。