安い米国牛肉と「ホルモン依存性がん」急増の因果関係は? | BOXOUTの先生のblog

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焼肉屋、肉バル、ファミレス、

立ち食いのステーキなど、

安価でお肉を提供するお店が

たくさんあります。


しかし、

そのお肉は一体どこ産かしら?


アメリカの牛だとしたら、

避けるべきでしょう。


特に女性は……。


以下を読むと

忘年会、新年会シーズンに、

喜んでバクバク肉三昧なんて

できないなって思うでしょう。




 

トランプに握られた日本人の胃袋

安い米国牛肉と「ホルモン依存性がん」急増の因果関係は?

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/266497

 

 

以下は上記の記事を読みやすく

文字おこししました。

 

 

日本のスーパーに並ぶ米国牛肉。

安いのはありがたいが、

その代わり、

残留エストロゲン(女性ホルモン)の

濃度がむちゃくちゃ高い

という話をしてきた。

「国産和牛に比べて、赤身で600倍、

脂肪で140倍もあった」との

北海道大学遺伝子病制御研究所

客員研究員の半田康医師らによる

論文を紹介したが、


それでは、

その牛肉を食べていると、

体はどうなるのか。

 

あるがん研究者はかつてこう指摘した。

「同じ日本人でも、

米国に移住すると

卵巣がんとか乳がんとか

子宮体がん(子宮内膜がん)のような

女性ホルモンに起因するがんが

増えるのです。


どこに違いがあるのか、

これまで謎とされてきましたが、


考えられるとしたら

食事くらいしかないのです」

つまり、

アメリカ人と同じような

食事を続けていると、


日本人は乳がんなど

“ホルモン依存性がん”に

なりやすいとの疑いがあるというのだ。

 

かつて、

乳がんの発症率を

日本人が「1」とすれば、


アメリカ在住白人は

「2・5」もあったが、


最近は「1・3」に

近づいているといわれる。


同じ日本人でも

ハワイに移住した日本人は、

白人の発症率に近づくという 

データもある。


これは明らかに

食事を中心とした環境が

関係していることをうかがわせる。

 

2005年、 

ハーバード・メディカルスクールの

研究者が、

9万人の女性を対象にした 

調査結果を発表した。


それは、

牛肉に代表される赤肉を

たくさん食べると 

乳がんのリスクを大きく増加させ、


その原因は牛に与えられる

ホルモン剤の残留ではないかとの 

内容だった。

日本では、

1960年代に比べると、

牛肉の消費量は5倍に達している。


そのうち25%は米国牛肉だ。


そして、

ホルモン依存性がんも

5倍以上に増加している。

ズバリの因果関係は

証明されていないにしても、

こうした数々の研究結果があるから、


EUは肥育ホルモン使用の

米国牛肉の輸入を禁止しているのだ。


もちろん米国内でも問題視され、

健康志向の人たちは

安い牛肉を避け始めている。


その点はおいおい書いていくが、

日本だけがありがたがって

ホルモン大量投与の安い米国牛肉を

引き受けようとしている現状を

知っておいて欲しい。

次回からは、

なぜ自国民も敬遠し始めている

米国牛肉を

トランプは平気で

日本に押し付けるのか。

その裏側を伝えたい。




 

筆者のコラム

奥野修司氏:ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 

1948年、大阪府生まれ。

ナツコ 沖縄密貿易の女王」で

講談社ノンフィクション賞(05年)、

大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を

受賞。

食べ物と健康に関しても

精力的に取材を続け、

近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)がある。

 

 

 

 

参考までに。