B型作業所に見学に行ったら

事務所のWi-Fiで電磁波過敏症の症状が出て

具合が悪くなったとその日の日記に書いたら、

以前電磁波過敏症を患ったという方から

コメントをいただいた。

 

彼女のブログを読みに行ったら、

彼女はゼプリオンという注射剤で

電磁波過敏症の症状が出なくなったという事だった。

 

ゼプリオンという注射剤はインヴェガ(一般名パリペリドン)

という薬を注射剤にしたものだそうだ。

そして、インヴェガは特殊なカプセルに入っていて、

血中濃度が安定するように

長い時間をかけてゆっくり溶け出す構造になっている。

つまり、ニッパで割って量の加減をすることができない。

 

私はほとんどの薬で強い副作用が出てしまうので、

精神科の薬などは特に大人が処方される量を飲むことができない。

でも、薬で電磁波過敏症の症状を抑え込むことができるのなら、

どうにかできないものかと考えた。

 

インヴェガ(パリペリドン)は

リスパダール(リスペリドン)という薬を改良した薬だそうだ。

そして、リスパダールは小児自閉スペクトラム症にも

使用されることがあるという。

 

リスパダールには0.5mgのOD錠もあることから、

心療内科に頼んでお試しでリスパダールを処方してもらえば、

ニッパで割って飲むことができるのではないかと考えた。

 

心療内科の次の予約は9/26㈫だったが、

急遽心療内科に電話して近々の予約をお願したら、

今日の午後に空きがあるというので行ってきた。

 

B型作業所の見学に行って、

また電磁波過敏症が出て

3日間頭痛と顔面や頭部や口の中が痛くなったことを報告し、

ゼプリオンの筋注で電磁波過敏症の症状が

出なくなった人がいたという話をした。

 

そして、

インヴェガは量が多くて無理そうだから、

量を調節できそうなリスパダールを

処方してもらうことはできないか聞いてみたところ、

「ムリムリムリムリあなたは無理!」

と鉄壁のブロックで跳ね返されてしまったのだ。

 

心療内科のKテンテイとはかれこれ十数年の付き合いだ。

テンテイは何を飲んでも強い副作用が出る

私の薬の処方には散々苦労してきた。

抗うつ薬や安定剤はもちろん、

胃薬のh2ブロッカーや、

果てはビタミン剤でさえ痔が悪化した。

 

「リスパダールはあなたが飲んでいるドグマチールの

何倍も強い薬です。

仮にあなたがドグマチールを1日100mg飲んでいるというのなら、

考えられなくもないけど、

50mg錠を4分の1しか飲めないあなたには絶対無理です!」

 

長い付き合いのKテンテイがそういうのなら、

試して飲むまでもないのだろう。

薬で電磁波過敏症を抑え込めるとぬか喜びしたのだが、

諦めるしかない。

 

Kテンテイには

「都会じゃどこに行っても電磁波が飛んでいるから、

地方に移住するしかないんじゃない?」

と言われてしまった。

今の状態で移住なんてできっこないの知っているくせに・・・

 

「どうしても通えるところが見つからなかったら内職でも探します」

悔し紛れにそう言って心療内科を後にした。

 

仕方ないから、

B型作業所での席の場所を配慮してもらって

体験に臨むしかない。