いつもの取り越し苦労なんだけど、
先日希死念慮が強くなっていた時に
エンディングノートの整理を進めていた。

私が死んだ後の手続き一切を息子が一人で考えるのは大変だから、

予め本からコピーしたものを貼ったり、

契約業者などを一覧にしてまとめてある。

その際、
他界した人の銀行口座からのお金の引き出しについて調べたら、
印鑑証明などが必要とあった。

息子は実印をまだ作っていない。
作れと言ったところで、
面倒くさがり屋の息子のこと、
そのまま放置してしまい後で困るに決まっている。

定型発達の人間ならば、
親がそこまで手を回さなくてもいいのだろうが、
自閉グレーの息子は自分の頭の蠅も追えないので、
こちらで用意することにした。

離婚する時に神奈川の長姉に頼んで
私の銀行印を作ってもらった店がある。
ネットの通販で実印を作ってもらうのが怖かったので、
今回も長姉に頼んでその店で作ってもらうことにした。

火葬代、埋葬代や遺品整理やアパート引き払いに伴う代金、
孤独死していたら特殊清掃も頼まなければならない。
そんなこんなで50万円くらいは貯めておかなければならない。

希死念慮が湧くたびに、
お金の計算をしてしまう。
息子が自活できないレベルなので、
死んだ後にかかるお金を用意できないうちは
死ぬに死ねない。

そして、
お金を引き出すための息子の実印。
そのうちに息子と連絡を取り合うこともあろうから、
印鑑登録をするように言っておこう。
銀行口座に数十万円入っているとあれば、
面倒くさがり屋の息子も重い腰を上げるだろう。