今日は月に1回の役所でのカウンセリングの日で、

息子のことなどをぼやいてきた。

 

息子が5月に売り出したゲームはちょぼちょぼ売れているのだが、

息子が期待したような売れ方ではない。

本人は自分の作品に酔っているので

もっと売れるはずだと思っているが、

親の贔屓目で見てもとてもそうは思えない。

 

その上今後はゲームを回すためのランニングコストが、

毎月数万円掛かるようになるという。

売上よりもコストが高くなりそうなのだ。

 

その話を聞かされた私は当然パニックを起こしそうになった。

なのに当人は

「何とかなるでしょ」

とどこ吹く風だ。

 

いや、アンタはリスク管理がなっていないんだよ。

貯金も収入も無いアンタに

毎月数万円ずつの請求が来たらどうなるわけ?

早晩借金まみれじゃないの。

 

そんな話をカウンセラーのKテンテイに話したが、

私の言うことなんて聞いたことがない息子のこと、

成り行きを見守るしかないだろうという結論に達した。

 

息子が独学でプログラミングを学び始めてから、

かれこれ9年になる。

その間、

「次はうまくいく!」

「来年には一発当てる!」

と聞かされ続けてきた。

まるでパチカスの寝言だ。

 

元夫が迂闊にも息子にまとめて渡した

奨学金返済用の資金もすべて食いつぶし、

「次の作品こそヒットさせてやる!」

と夢ばかり追っている。

 

できる限りの手伝いは続けているが、

荷が勝ちすぎる。

息子が身の丈に合う生き方を身に着けられないのだとしたら、

いい加減、心臓発作か脳溢血でサクッと死にたい。