ステロイドの注入軟膏の強力ポステリザンは大腸菌死菌浮遊液が入っているため、
本来なら傷の治りが早くとてもいい薬だ。
ステロイドの長期連用が危険なのは知ってはいたものの、
数年前と比べて傷の直りが悪くなっていたため、
やむなく連用していた。

コロナワクチンの予防接種を受けた前後は、
とてもお尻の具合が悪くなって、
何日もベッドの上で過ごすことになったのだが、
どうもそこら辺で限界を超えたらしい。

金曜に強ポスを注入した後から、
ズキズキという炎症系の痛みが酷くなった。
以前なら、強ポスを入れたら痛みが引くというパターンだったのが、
真逆の状態になってしまった。

これって、
薬の基本情報に書いてある副作用の「過敏」ということではなかろうか。
ついに来てしまったのか・・・

強ポスだけじゃなく、
大好きなボラザGを使った時もなんだかビミョーな感じがする。
ボラGの方はまだ確信を得るまでには至っていない。

本当なら毎日軟膏漬けの生活なんて送りたくない。
でも、去年からは軟膏無しで排便すると肛門が切れてしまい、
回復までに数週間かかるという負のスパイラルに入っていた。
去年の夏は傷が癒えるまで3か月もかかった。
それ以降怖くて注入軟膏を欠かすことができなくなっていた。
先生に相談しても危機感が伝わらないまま、
ついに過敏症に至ってしまった。

ここまでになる前に肛門科の先生には抜本的な治療をしてもらいたかったのだが、
困った状態を分かってもらえないままにこんなことになってしまった。
来月の診察の時にはそこら辺を訴えてみようかと思うけど、
あんまり期待はできないな。

痔ブログの先輩たちの日記に紫雲膏とワセリンの事が書いてあったので、
紫雲膏をアマゾンで注文してワセリンはドラッグで買ってきた。
今日は排便前にボラGを使ったけど、
排便後は座浴してから過敏になったお尻にワセリンだけ塗って様子を見る。

そもそも肛門科の看板を掲げている医者の生活指導はおざなりだと思う。

(肛門科の専門病院でなく、外科、胃腸科なども診察する病院)
ほとんどの医者はパンフレットを1枚渡して終わりだ。
もっと具体的に何をどれぐらい食べるとか、
入浴やマッサージの有効性とか、
患者が理解できるまでかみ砕いて説明してほしい。

まあ、マッサージに関しても推奨する医者しない医者の流派があるみたいだから、
それぞれなんだろうけどね。
私が買った痔の本にはマッサージのことは書いてなかったし。
アメブロで痔ブログの先輩方の日記で勉強できて、
本当に良かった。
苦難の道を歩いているのが自分一人ではなく、
先を行った人がいるということで勇気が出る。
痔ブログの先輩たちには感謝感謝である。