文字起こしの練習を始めてみた・・・。 | しのばず編集部

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編集、校正、校閲などをやっている、ひとり編集部です。
言葉について、本について、仕事についてなど、つぶやきます。
ざんねんながら ほぼ、お役には立ちません・・・。

 

 

 

 

 

 

 

文字起こしの練習を、ぼちぼち始めてみました。

 

 

 

インタビューや会議、演説などの録音音声を聞き

文字(テキスト)に書き起こしていく作業です。

 

 

なぜ 文字起こしを練習してみようか、と思ったかというと

 

音だけのデータは、省みられることが少なく

 

そのため

 

内容の有無が、軽視されがちではないかと

自分なりに、感じてきたからです。

 

 

 

「今日はたくさんディスカッションしたー!」

「いい打ち合わせだったー!」

と、自己満足するのが、世の人の常。

 

 

小さい社内会議でも、ありがちなことかもしれません。

 

 

 

「それで、何を話しましたか」

「何を決めましたか」

「どういう課題が見えてきましたか」

「この次は、誰が、何を、いつまでにするんですか」

 

・・・などの重要点が、忘れられていたりします。

 

 

インタビューでも

評議会や パネルディスカッションでも

 

話して、時間切れになって、とりあえずおしまい。

 

ということは、とても多い気がします。

 

司会の手腕にも よるかもしれませんが・・・。

 

 

 

議事録をまとめといて、と言われて

まとめてみると

 

――あの人々の議論は、やっぱり、雑談だったのか。

 

と悪い意味で感心することは、まあ往々にしてある。

 

 

記録をとって

厳しく見ることは

 

社会的に 重要な仕事ではないでしょうか。

 

 

 

音声データだけでは

耳で、その場で聞いただけでは

情報が共有しづらいでしょう。

 

ある発言の根拠(または根拠のなさ)が

確認しづらいことも、あるでしょう。

 

 

こんな負の側面を補うべく

 

音声を文字に起こすという業務が

世の中にはありますので

 

 

じゃあ、やってみようかな、と思い立ったわけです。

 

 

書き起こすと ひとくちに言っても

 

「あのー」とか「えーっと」とかをトルかどうか、

その後はさらに、もっときれいな記事のように整えるかどうか、

など

 

最終的にどんなテキストにまとめるか、で

納品の形式は違います。

 

 

 

同音異義語に留意しながら、あるいは

固有名詞、擬音語、擬態語などに留意しながら

テキストに向き合うことは

 

これまでの出版社勤めでも、必須の作業ではありました。

 

音声を耳にすると

滑舌の悪さ、複数人による同時多発発言なんかも あるけど

文脈からある程度、推測できます。


 

練習してみて

 

音声を文字化する作業自体は、特に違和感ない、ということが

わかった。

 

 ↑今ココ

 

 

 

 

まだ、練習している段階ですが・・・。