こんにちは!
スタッフの大和田です。
発表によりますと、水戸市に本店を置く「常陽銀行」と、
宇都宮市に本店を置く「足利銀行」を中心とする「足利ホールディングス」は、
経営基盤を強化するため、来年10月をめどに
持ち株会社の傘下で経営を統合することで基本合意しました。
2つの銀行を合わせた資産は、ことし3月末時点で14兆9000億円となり、
全国3位の地方銀行グループが誕生することになります。
統合にあたっては、持ち株会社の足利ホールディングスの社名を変更し、
2つの銀行はその傘下に入ります。
統合の比率は、常陽銀行の株1株に対して
持ち株会社の株1.17株を割り当て、株式を交換する予定です。
また、新しい持ち株会社の社長は常陽銀行から、副社長は足利銀行から、
それぞれ指名する予定です。
このほか、持ち株会社の本店の所在地は今後、協議したうえで決める予定ですが、
2つの銀行の本店の所在地は現在と変わらないとしています。
2つの銀行は隣接する県の最大手の地方銀行で、
今回の統合によって、首都圏での事業の拡大を目指し、地方銀行グループでトップの
横浜銀行と東日本銀行で作るグループに対抗したい考えです。