昨日は小学校時代のなつかしい友人と食事をしました




「大人になってからね、毎朝モーニングショーでshinoを見ながら出勤準備して、私もがんばろうって思ってたんだよ~」と言ってもらい、ジーンときた

当時の私は、新人で叱られてばかりだったから、
視聴者もきっと怒っているんだろうな、と思いこんでいて・・・

まさか、そんな風に見守ってくれている人がいるとは、思っていなかったのです


そういう発想になってしまうのは、わたしはself-esteemが低いからだと今は思います




英語でself-esteemとは

日本語でいうと「自尊感情」





自信みたいなことか?とよくきかれますが
単純に自尊感情=自信ではないんです



自信のなかでも、「運動ができる」「勉強ができる」「仕事ができる」という自信(すべきことができる自信)は自己効力感といいまして、また別ものです



ざっくり言うと「わたしは大丈夫なんだ」と思える自信が自尊感情でしょうか


もっと具体的にお伝えするために、
Rosenberg,M. という研究者のつくった代表的な自尊感情尺度(心理テスト)を、
簡略化したものをここに書いてみますね



自分で何点くらいかな、と各項目を5点満点で採点してみてください


1. 一応、自分は人並みに価値のある人間だと思う
2. 様々な良い素質を自分はもっていると思う
3. 自分は負け犬ではないと思う
4. 一応、自分は人並みには物事をうまくやれると思う
5. 自分には自慢できるところがある
6. 自分に対して肯定的だと思う
7. ほとんどのことは自分に満足している
8. 自分自身を尊敬できている
9. 自分はダメな人間ではない
10. 自分は役にたつ人間だ



どうですか?
点数が高いとself-esteemが高いということです



もう少し厳密なことを書くと(ここから先は、めんどくさい方は飛ばしてください)・・・

実は、self-esteemの測定は、「日によって、気分によって、周りにどんな人がいるかによって、人間の答えというのは変わる」ので、一貫して安定した測定結果を得るのは難しい、と心理学で指摘されています

たしかに、誰かにみられながら自己申告すると、ちょっと見栄とかも入って、答えが変わってきてしまうのが人間というものですよね
それに、なにを聞かれても高めの点数で答えるひとと、低めの点数で答える人もいますよね
満点がどのくらいすごいレベルなのか、AさんとBさんでは感覚がちがうかもしれません

研究者のあいだでは、そういう「ちょっと待った!」が入ってしまうのですが・・・





でも実際に、self-esteemの高い人や低い人は、います

そして、それによって人の行動や思考が左右されてしまうことはわかっています

心理測定して、その数字から、AさんとBさんのどちらが高いかを判断することは難しいけれど、
本人が、高めなのか低めなのか、傾向くらいはこの心理テストでつかめます









どうでしたか?
あなたは高そう?低そう?

誰もいないところで自問自答してみてください
普段考えたこともない質問項目もあるので、やってみると面白いですよね










さて、写真ですが






昨日の友達hinaちゃんと、お揃いのお財布を持っていることが判明


テンションあがって撮った写真です












ただし、hinaちゃんは有名なイラストレーター




わたしがナナメに配置するのがゆるせません












hinaちゃんが撮った写真がこちら


さすがプロです







いつかイラストも描いてほしい