英語「セルフ」は日本語で「自己」です
自己の研究は過去をさかのぼると
心理学では有名な研究が1920年代からあります
自我論研究といういい方もします
自我=自己と思ってもらってかまいません
(細かいことをいうと昔は、考えて行動する能動的自我=自我で、受動的自我=自己と言われていました。でも今では同義(同じ意味)で使われます。能動的自我、受動的自我については後述します)
あなたは自己分析ってしますか?
そのときの自己って・・・
なにを分析しているのか
哲学から始まった自我論研究は
相当細かく
「自分とはなんぞや」と
深く深く入り込んでいきます
そんなことを考えても一円にもならない
と笑われることもありますが
考えるのに一円もかからないし
自分ってなんなんだろう、って考えるのは
人間ならではの面白い行動ですから
さて
主要な自己(自我)研究の代表的なもののひとつに
ミードの研究があります
ミードの自我論は
先日書いた
「現代における自己モニタリングという概念」のベースになるようなものでした
ミードは
自我とは「考えて行動する能動的自我(主体的自我)とツッコミをいれられる受動的自我(客体的自我)」が「流動的で相互交換的である」と主張しています
そんなこと言われても
はて、なんのことだかな・・・
それコーヒーにいれるミルクなんです