こんにちは 明日から2月ですね。
日の暮れも遅くなり、17時でも明るくなんだか嬉しいです
さて、就活ではみなさん何を準備しているでしょうか?
・PRのトーク!
・スーツ!
・カバン!
・笑顔!
・入室、退出時のマナー
などなど・・・
私は、いわゆる”大手企業”での面接官をしていた経緯があります。
そしていつも、「気になる点」がありました。
仕事柄、自社だけではなく誰もが知る大企業先でも
両手では足りない社数の「人事」「総務」トップと話をしてきました。
新たな人員を入れる。
そこには、企業にとって「人件費」が嵩むものの、
それ以上、社にとってプラスを見込み
準備を重ね、時間を割いて、皆さんを面接でお迎えしているわけです。
そして、
面接をした「後」の様々な「評価」を聞き、自分自身も感じてきたことがあります。
準備 → 本番
冒頭で問いかけた「何を準備しているでしょうか?」ですが、
「本番」のための準備を、思い浮かべた方が多いと思います。
勿論、本番は大切です。
そして本番は、
本番前からはじまっている
ということも重要
であるということを今日は伝えたいと思います。
本番前から???
何を指しているのか。
あえてNG例をいくつか載せます。
あなたは何個あてはまりますか?
1)返事に「大丈夫です」を使う
2)「ちょっと」「~ぽくって」「いっぱい」「ごめんなさい」を使う
3)尻切れ言葉を使う
忘れてはいませんか?
面接本番「前」
電話のやりとりから「評価」が始まっています!
1)返事に「大丈夫です」を使うケース
A:〇日に座談会があるので出席を希望されますか?
B:大丈夫です
解説
Bさんは、出席しなくても「大丈夫」ですの大丈夫の意味で答えました。
企業側の担当者には、「出席できる」意味の「大丈夫」の意味で受け止めました。
当日の出席はありません。企業にとってBさんは「出席する」と申し出したにも拘らず
無断で欠席したうえ、面接には何事もなかったかのように参加しました。
勘違い・誤解を招く言い回しではなく、明確な言葉で答える。
「欠席致します」「参加致しません」
座談会に出席された最中でも発生します。
A:こちら食べますか?
B:大丈夫です!
何が大丈夫???相手の「想像」による判断で答えが変わってくる回答は避ける。
「お気遣いありがとうございます。頂戴します」
「ありがとうございます。お腹がいっぱいですので
はっきり、明確にわかるように主語を忘れず回答することで
コミュニケーション能力の高さも伝わります。
2)「ちょっと」「~ぽくって」「いっぱい」「ごめんなさい」を使う
A:〇月〇日、〇時~来社可能ですか?
B:ちょっとその日は、たしか授業があったっぽくってごめんなさい。
解説
「ちょっと」は話し言葉です。
「ぽくって」は問題外です。
「ごめんなさい」は敬語ではありません。ビジネスシーンで使う言葉でもありません。
「その日は学校の授業が入っているかもしれませんので、確認後にご連絡してもよろしいでしょうか」
「申し訳ございません」
現在は学生です。
まだ社会人ではありませんが、面接の為の準備をしている「であろう」想像はできても
社会人としての準備が完全に不足していることが伺えます。
入社後、お取引様とやり取りする際、表舞台には到底出せない状態であるため、
丁寧語や尊敬語などからお勉強いただく必要が垣間見えますが、
仕事中に教本を開いて勉強してもらう時間は、ありません・・・。
3)尻切れ言葉使う
A:インターンシップの参加日ですが、〇日はどうですか?
B:バイトが・・・
解説
「バイトが」どうしたのでしょうか?
「先にバイトの予定が入っております」
「何が」「どうしたのか」の説明になっておらず、「で???」になっています。
面接では、面接で聞かれることの回答を準備していると思いますが、
自分の考えを答えたり質問を行う時、しっかりと最後まで答えることを意識してみてください☆
面接官が見ているのは、当日だけではありません。
企業の面接関係者は、面接前のやりとりの際も、
しっかりと「準備」を感じています。
普段から、ちょっとした場面でも意識して取り入れてみる。
インプットしたらアウトプット
是非実践で試してみましょう
それでは また