オリンピックと俺の身体… | しんのすけの病気になんか 負けないぞ!

しんのすけの病気になんか 負けないぞ!

大腸ガンと闘病中。

頑張りましょう!


オリンピック感動の連続だよね~(^-^)

それに比べて先週末から今週始めの俺は…

『体調が悪い事や…数値が下がっただの…
あげく読み返して見れば…
痛いの大丈夫…頑張れる…』


まるでバカの一つ覚えだ!

( ̄□ ̄;)!!

下書き中のブログは全部消去した。




少し思い出話を話しますね。


自分も10代の若き頃 ボクシングに明け暮れた…
でもね…俺の努力なんかオリンピック選手から見たら遊び半分にも満たない位でしょうね…


それでも毎日仕事と両立しながら朝からロードワーク
昼はジムの近くの工場で働いて…

夕方からはトレーニング

帰りは風呂無し\34.000円のぼろアパートにジョギングしながら…
クタクタになりながら帰る毎日だった。

帰り道の八百屋の親父が応援してくれてレモンを一杯くれたりした。

だから毎日レモンをかじってたな
( ̄□ ̄;)!!スッパ


その頃は身体が痛いなんて当たり前…

スパーリングで殴られ過ぎたら
ムチ打ちで夜は毎回金縛り…
疲れ過ぎて布団まで届かないで台所で倒れてたり…( ̄ヘ ̄メ)


でも…
痛さなんか感じない。

どんな事も苦に何て、ならなかった!!


練習ノートには『明日の為に』なんて書いてあったっけな…?


それが20年も過ぎると…
愚痴ってるノートに代わってた。



あっちが痛い…コッチがツライ…



まるで悲劇の主役で家族や廻りを引っ掻き回している…
ダメな親父だ!!


そんな事考えながらオリンピック観てると自分が情けなくて自然と涙が感情とは別に流れ出る。



勿論何で涙が流れるかすら気がついて無い。
『何で…?』って思う訳で…



感情とは別に流れるからだ。



でも昨日…
オリンピックを見て少し気が付いた。

メダルをとった人の話じゃ無くて…

後輩にラストで逆転されてメダルを取れなかった 『北島 康介』の短いコメントだった。

『正直メダルを取れなくて悔しいけど…
諒 (立石)が採ってくれたから嬉しい』

って一言。

年も違うし立場も全然違うから本当の気持ちは解る訳は無い。

だけど北島が引退を考えてから四年間…
日本人を引っ張り、何故にこんなに頑張れたのか解る様な気がする。


病気になって三年目…



頑張って生きても…
おれ残して逝くかも知れない人達に

伝えたい事

目に焼き付けといて欲しい事

覚えて欲しい事

得に仕事で任せていく奴らには…
俺以上になって欲しいから背中で教えたい。



これは俺が病気と闘い始めた当初の考えだった。

だから今も頑張れる。


只…
今の俺にはそんな資格は無いかも…


愚痴ってばかりで…
いつも明日が不安で…

だから勝手に目から涙が流れる事があるのだろう。


ただし、昨日で少し吹っ切れた。

だって俺は20数年前に…
明日が…未来が…今日の延長だと

諦めてないで頑張れば結果はついて来るって!

そんな簡単な事をオリンピックを見ながら10代の自分に教わった。


愚痴らない。

『まいった』と言わない。

自分に嘘はつかない。


簡単なノートがあった事に今更勇気を付けてもらった。



何だか
しみったれた思い出話に付き合わせて、申し訳無い。


残りのオリンピックは楽しく見たいと思ってます!!

選手の皆さん…
感動をありがとう!

(*´∇`*)






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