どんなことにも、興味や疑問をもち、それを試したり確かめてみたりすることが大切! それが科学の土台。
さて、先日、ある菓子を食べた。クッキーの上に抹茶チョコがついているもの。クッキーとチョコの部分と、どちらを上にして食べたほうが美味しいだろうか……?なんて疑問をもった。
そんなこと、口に入れて噛んだら、クッキーもチョコも混ざってしまうし、どっちを上にして食べても同じだろう……。と考えたものの、試してみようという気持ちになって確かめてみた。
一回だけでは偶然もあるので、何日かに分けて、何度か繰り返した。クッキーを上にして食べてから、チョコを上にして食べるという順を逆にしても同様に確かめた。
その結果、わずかだが、確実に違うことが判明した。結果を説明すると以下のようになる。
どちらも、口の中で噛んでしばらくして混ざると同じ味になる。しかし、チョコを下にして食べると、噛んでから最初の数秒間、甘さがジワーと感じられる。チョコを上にして食べると、香り(今回は抹茶の香り)が、鼻に抜けて、すごく香ばしく感じた。普通の茶色いチョコのものも市販されているので、そのうち、それでも確かめてみたい。
結論として、香りを楽しみたい人(時)は、チョコを上して口に入れて食べると良い。甘さを楽しみたい人(時)は、チョコを下にして口に入れて食べると良い。