はじめに
前回、VMwareに標準スイッチを追加し、仮想マシンの作成
AD用OSの基本設定とActiveDirectoryの役割をインストールをしました。
今回、MSFC/MSCS用のOSの基本設定と役割インストールの手順を纏めたいと思います。
Windows Server 2016 基本設定(MSFCx2台)
1.サーバに管理者権限でログイン後、コントロールパネルから「ネットワークと共有センター」を選択します。
また、以下の通りIPアドレスを付与します。
Ethernet0:192.168.0.160 or 161/24
GateWay:192.168.0.1
DNS1:192.168.0.108
Ethernet1:192.168.10.160 or 161/24
※GateWayとDNSは設定しません。
2.コンピュータ名を変更し、OSの再起動します。
また、所属するグループをWORKGROUPからドメインに変更し
ドメインへ参加します。参加後、再度OSの再起動をします。
3.ファイアウォール無効
4.iSCSIイニシエーターでTrueNASのiSCSI領域をマウントします。
以前手順を纏めていますので参考にして頂ければと思います。
5.iSCSIでマウントしたらNTFSでフォーマットします。(1回だけ)
・300G (共有用)をEドライブにマウント
・2G (クォーラム用)でフォーマット (ドライブマウントはしませんでした。しても問題ありません。)
MSFCの役割インストール
1.サーバマネージャを開き、役割と機能の追加ウィザードを開きます。
2.該当サーバを選択し、機能まで進みます。
3.フェールオーバークラスタリングを選択します。
4.そのままデフォルトのままで、インストールします。
※もう一台のMSFCのセットアップを行います。
フェールオーバークラスタ構成検証
1.フェールオーバークラスターマネージャーを開き、構成の検証を行います。
2.デフォルトのまま進み、「サーバまたはクラスターの選択」画面でMSFC用ホストを登録します。
※恐らくドメイン参加するときに自動でAレコードが作成されているかと思います。
3.デフォルトのまま進みます。
4.確認画面でも同様に次へすすみます。
5.テストが開始されます。
6.テストに合格します。念のため、レポートを表示します。
7.レポートを表示すると以下の通りになります。
フェールオーバークラスタの作成
1.クラスターの作成ウィザードを開きます。
2.クォーラム用のVIP名とIPアドレスを設定します。ここでは、以下の通りにしました。
VIP:msfcv01
IPアドレス:192.168.0.162
3.確認画面ではそのまま次へ進みます。
4.インストールします。
5.念のため、レポートを表示を表示します。
6.レポートを表示では、以下の通りにしました。
ここまで読んでくださって有難う御座います。
お疲れさまでした。