UFOについてはもう何度もこれまで話題にして来た.特に,その内部の機械構造については我々が知っている金属ではない何かによって構成されているようである.
今回はUFOが生命体であるという論拠についてアナスタシアが語ってくれているので,それを記すこととする.
アナスタシア 1 176頁
UFOの飛行原理
…貴方々(我々文明社会に生きる人間共)の機械装置を動かす動力はどんなものも全て燃焼をベースにして考案されている.…もっと完璧な自然エネルギーについて知ろうともせずに,貴方々は信じられないほどの頑固さで,原始的で扱い難いものを利用して,全ての機械装置を動かしている.そして,そういう動力使用が齎す破壊的な結果を知りながら,それを止めようとしない.飛行機やロケットの滞空時間はおかしい位短いし,飛べる高さも宇宙規模で考えれば地上からほんの少ししか上昇しない.そして,この分野の開発は既にほぼ上限に達している.それなのに,貴方々はこの爆発したり燃焼したりする物質を宇宙船と呼ぶ何とも扱い難いものの動力としても使用して,しかも愚かなことに,(その)「宇宙船」はその構造の多くの部分が推進という問題を「解決する」目的で考案されている…
…(UFOの飛行原理を)勿論知っている.とてもシンプルで理に適っているわ.…UFOの飛行原理は真空が生み出すエネルギーをベースにしている.…爆発や燃焼というのは固体が何らかの影響で気体に変化する時に起こる.…でも,もし貴方や,貴方々の世界の人々の持つ意図がもっと純粋だったら,自然のメカニズムについてもっと深い知識を持てる筈.つまり,大きく拡張して爆発し,その様体が固体から気体へと変わる物質があるなら,その逆のプロセスもあり得るということにずっと昔に気付いていた筈.(続く)
確かに,燃料の爆発燃焼現象というのは扱いにくいエネルギー源である.しかし,我々が棲むこの地球地上先進文明では飛行機やロケットが爆発燃焼のエネルギーで飛行するのは,残念ながら,最早常識だ.「愚かなことに,(その)「宇宙船」はその構造の多くの部分が推進という問題を『解決する』目的で...」とはどういうことか?科学技術に関わるエリート達は揃いも揃って愚者であるということがここではっきりと述べられた.「その逆のプロセス」とは次回に綴るが,気体から固体への変換,即ち,ここでは生命の神秘的な仕組みを利用するという意味合いである.
「UFOの飛行原理は真空が生み出すエネルギーを…。」とは将に「エーテル」のことであろう.今から100年以上前に電磁気学という学問分野の創設に関わったマクスウェルや大発明家ニコラ・テスラは,真空中にエーテルが存在していることについて,最早常識としていた.光は真空中に存在するエーテルを媒体として波動として伝わる.ところが,アインシュタインというおかしなユダヤ人が論文を書いて「光は媒体がなくても常に一定速度で絶対である」という似非極論を主張したのである.即ち,エーテルの存在を完全に否定したのである.そこから我々の地球の科学技術がおかしな方向に進んで来た.アインシュタインを駒使いにしたユダヤ人の権力集団とその配下の共同体は実に大きな罪を犯している.
また,我々の科学文化では「エントロピー」は必ず増大するというふうに教えられている.エントロピーとは熱力学の専門用語であって,要するに自然界では使ったエネルギーは新たなエネルギーを生み出すことなく必ず消費されるというふうな仕組みのことである.これに対して,今回のアナスタシアの言説は将にエントロピーが減少するという可能性を大いに論じているのである.世の中の各分野の科学の学会で「エントロピーが減少します」という研究発表をしたら,確実につまはじきにされ,「もっとお勉強をしてから出直して来い!!」と罵られるだろう.ところが,そういった異端児的な言動をする一部の気付いている人々こそが本当は正しいのである.
アナスタシアの今回の説明で私はまたより広い視野で自然や宇宙を捉えることが出来そうである.
文献
1) ウラジーミル・メグレ著:アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1),ナチュラルスピリット,(2012).