足立育朗氏の講演録には実に興味深いことが幾つも述べられている.鉱物が自ら生まれるということについて話題にされたことがある.早速その一部を抜粋して示す.

   足立育朗講演会2014年5月10日
            Vol.6 後半 7頁

「地球では残念乍ら、建築も(鉱物も)生まれてくれないんです。調和のとれた惑星の建築は自ら育ってます、生まれてます、成長します。そして、状況で大きくなったり小さくなったりしてるんです。
    ………………
地球上にいなくなってしまった重要なフゲーキンさんがこの林の中のこの植物の木の根にこの昆虫と交流してこういう微生物が生まれます、フゲーキンが生まれます。これが地球上で今大きく不足している為に、(鉱物が自ら生まれない。)」


即ち,優良星ではこの地球とは様子が全然違って,動物や植物だけでなく鉱物も生き物である.「フゲーキン」というのは日本語の菌の語源であろう.フゲーキンとは微生物の総称であるが,その大きさは実に超極微の更にそのミクロのオーダであって,地球上に存在する超精密測定器でも特定することは極めて困難である.そのフゲーキンこそがこの宇宙を構成する成分であって,ある特定の波動形態である.勿論,意識と意志を有している.従って,ある種の波動を外部から送れば地球に再び重要なフゲーキンが生まれ,それが鉱物の活性化に繋がるというふうな意味合いである.UFOはある種の動物であるという見方については以前話題にした.

 

 

更に,金星や土星に行ったジョージ・アダムスキーやエホバ星に行ったミシェル・デマルケも,建物に自分が入れば自然に形状を変えたり色が変化したり,光を発したりするといったことを報告している.
 このことと,次の波動の法則の図表28の波動形態No.8「JITDO (鉱物構成)」とは何らかの関係があるに違いない.


          図表28 波動形態 波動の法則

 では,その論拠について故関英男先生の論文で述べられているので一部を抜粋して示す.

        宇宙における制御と通信
        -スーパーサイバネティクス-

              関 英男 (加速学園代表)

 …無の空間にCE(Cosmic Energy 宇宙エネルギー)を放射して物質を作り得ることは既知の物理学の中にも発見される.即ち,真空の中にガンマー線を入れると陰陽一対の電子が新しく発生する.…
 …波動の法則1)にある各種CEと物質の関係は,鉱物だけでなく,より複雑な生命体の創造が可能なことを示唆している.これを表4に示す.従って,ここには単一の周波数を筆者の推定で示してあるが,実は単純な周波数のCE波ではなくて,かなり複雑な波形の低周波で変調されたものではないかと想像している.

       表4  CEによる創造物
 CEの名称     創造物     周波数
 JITDO      鉱物→星    10^50Hz
 GJIWO       植物             10^66Hz
 FEWU       動物             10^90Hz


 要するに,関英男先生は神による「天地創造」がこの波動形態JITDOで行われるだろうと推定しておられるのである.関英男先生は「鉱物」を星天体を構成する岩石として考えて居られるし,足立育朗氏は「鉱物」を建築物やUFOを構成する材料として想定しておられる.そして,御神示で度々示されて来た「太陽からの精妙な生命波動が送られつつある」といった表現の波動には,このJITDOも含まれているのではないだろうか?足立氏が上記で述べられているように,このJITDOは鉱物が自ら生まれるようにある種のフゲーキンを発生させることが出来るのであろう.そうすると,建築物や移動手段としてのUFOが太陽からのエネルギーによって自ら生まれ育って行くという事になる.地球人の多くは植物が自ら生まれることに対して疑いはしないが,鉱物,即ち,岩石や金属は本当に生きているだろうか,と大いに疑う.そんな馬鹿な,と蔑んだりもする.それこそがエゴの文化の象徴なのだろう.直観的な動きをするUFOを観察すると,UFOを構成する材料が金属であり乍らも生命を有しているものであろうというふうに私は確信する.
 ここで,一寸図表28をよく見てみよ.No.3までの磁気波までは我々は認識出来る.確かに磁石が他の鉱物に惹き付けられる現象を見ることは出来る.しかし,No.4から先は我々は全く認識出来ていない.JITDOは8段目である.その先に途方もなく多くの種類の波動形態がある.最も大きい番号はNo.10^65万乗番目である.これは一体何を意味するだろうか?宇宙というのは実はとんでもなく多くの種類の波動が縦横無尽に入り乱れた世界なのである.我々は学校教育の物理学でその僅か3番目までしか習っていないし,社会生活においてもこういった多くの波動形態が存在するということ自体認識出来ている者は皆無である.
 地球科学を闇雲に信仰している視野の狭い馬鹿な大学教授科学者は鉱物科学会や金属学会,アルミニウム学会などに所属して岩石や金属を「無機質」・「無生物」と捉えて物性特性を只管実験して調べるといった事ばかりをやっている.研究室に莫大な予算を使って装置を導入し,学生に研究指導と称して熱心に実験をやらせている.実に視野が狭い.しかも,DS権力集団はそういった実験研究にだけは多額の予算を割り振る.DSの中枢部は人類が取り組まねばならない真の研究テーマを知っているにも拘らず,どうでもよいことに心血を注がせている.とことん邪悪な勢力である.我々が取り組まねばならない研究は「サイ科学」である.
 しかし,そういった稚拙なことが今後もずっと通用するだろうか.宇宙時代にはより大きな視点で物事を視て判断しなければならないのだが.まあ,そういった視野の狭い唯物主義大学教授のような人々はテレビ新聞に騙されてワクチンを6回も7回も接種し,体を壊してもうじきこの世を去って行くのだろう.因果応報である.DSもそう長くは続かないとは思うが,….

文献
1) 足立 育朗:宇宙からのメッセージ 波動の法則,ナチュラルスピリット,(2007).
2) 関 英男:宇宙における制御と通信,サイ科学,Vol.18, No.1, pp.35-46,(1996).