NHK大河ドラマ「どうする家康」が毎週放映中である.私は単に面白くなさそうだという理由で殆ど観ていない.どうせ,インチキ放送協会のNHKが真の歴史を如実に再現してドラマにする訳がない.唯,今後放映される回の登場人物の中に西郷於愛がいる.

 

 

この西郷於愛は幕末明治維新で活躍した不世出の英雄西郷隆盛とは如何なる関係があるのだろうか?そういった幕末に迄影響するほどの深い関係を果たして今のNHKがこの戦国期の段階で描けるか,否,無理だ.そこで,私がこのブログで徳川家康出生の秘密と薩摩との関係を深く説明する.
 先ず,いきなりだが,ここで断定しておく.窪田志一氏著の本によると徳川家康の父親は岩屋梓梁である.岩屋梓梁についてはこのブログで度々話題にして来た.因みに,豊臣秀吉の父も岩屋梓梁である.織田信長の異父弟である織田信行の父親も岩屋梓梁である.岩屋梓梁は戦国武将とされる大人物の殆どの父親か祖父である.加藤清正は岩屋梓梁の孫である.そういった基本的なことも我々は学校教育の歴史授業で学習していない.戦国の戦乱の原因を作ったのは岩屋梓梁だったと考えられる.
 では,岩屋梓梁は悪か?そう単純に判断できるほど歴史は浅くない.日本の歴史的文学作品の殆どをこの岩屋梓梁が作成したとされる.古事記・日本書紀・源氏物語・枕草子・伊勢物語・竹取物語・万葉集・徒然草など多くの作品を残し,更に茶道・植物・冶金・建築など多岐に亘る専門分野の書物を書き残している.将に大偉人である.岩屋梓梁に匹敵する人間は私はスウェーデンボルグくらいであろうと思っている.もし現在生きていたら,ノーベル賞を10も20も獲得するだろう.
 窪田志一氏著「西郷征韓論は無かった」には戦国期の系図がある.次に示すように家康の父は岩屋梓梁である.


  戦国期の徳川家康出生に関わる極秘系図

ここで,特筆すべきは伊集院西郷家からの女が岩屋梓梁の子である清員を産み,その子が西郷於愛であり,後家好みの家康はその於愛に手を付けて第2代徳川将軍秀忠を産ませたことである.家光と秀忠とは異母兄弟である.秀忠の息子忠長に第三代将軍が引き継がれなかったのは,実に薩摩系の血を極力薄めようという徳川側の意図が働いたからだろう.最後に薩摩西郷家となっているのが幕末の西郷隆盛に繋がって行く.西郷さんの肖像画については以前話題にした.

 

 

 島津氏からすると、この系図こそが家康を島津の家来西郷家の更にまた家来筋であるというふうに蔑んでいる証拠となるのである.徳川家が島津家に対して徳川時代にあまり強く処分しなかったどころか,島津家から女を二人嫁がせて親戚付き合いをして来た理由は,この系図に示すような関係性を共に隠蔽する必要があったからであろう.
 以上のような最重要情報を日本放送協会NHKを筆頭とする情報メディア権力集団が挙って隠蔽している.学校教育にも嘘の歴史が浸透している.学校の先生も真実の歴史を独自に研究追究しようと努力してはいない.文部科学省に楯突くと職を失うのが怖くて告発できないのだろう.しかし,歴史の暗部や闇を光で照らし,我々の今生きる上での反省材料としなければ,何時まで経ってもDSの操り人形の儘である.

文献
1) 窪田志一:易断政府を樹立した岩屋梓梁,岩屋梓梁と易断政府研究会,(1972).
2) 窪田志一:西郷征韓論は無かった,日本ロマン集團會発行,(1982).