大阪府堺市にある大山古墳こと仁徳天皇陵は実に大きな墳墓として世界的に知られている.上空から見ると一目で前方後円墳だと分かるので,歴史教科書等でよく見られる.唯,この墳墓に関して様々な話題があり,歴史愛好家の間で為される謎解きが実に面白い.つい最近も専門家の間で次のように話題になっている.
 

 

また,今月には「古墳サミット」と称されるイベントが開催される予定である.

 


戦後,ユダヤアメリカGHQがこの陵墓に入って重要物品を押収し,その後一般の日本人は立ち入ることを一切禁止された.2022年現在に至ってもなお,日本人でありながらこの墳墓の全体像が如何なるものであるかについて間近で見ることが未だ出来ないのである.今月開催予定のイベントで何か新しいことが開示されるだろうか?残念ながら,現在の自民党統一教会政権が維持されている限り,それはないだろう.
 抑々,この仁徳天皇陵はどれだけ大きいかであるが,次の資料には古墳最大長:840メートル,古墳最大幅:654メートルとある.

 


これだけの墳墓を建設するのに,今から千数百年前の時代にどれほどの労力が注がれたのだろうか?おそらく,数万人の建設作業員が動員されたのではないかと推定される.
 例えば,神霊星界通信記録第4巻の序文には「(宇宙創造神取次の器械田原澄女史が)…歴代天皇の因縁上げもし,巨大な陵を作らせた仁徳天皇等霊界で苦しんで居られたのも天界にお上げし,…」とある.仁徳天皇本人は死後,神から御咎めを受けて霊界の低いところ,即ち,地獄に長年居られたことがこの一文で理解されるのである.3~4世紀の時代に大和政権の盤石な体制を内外に知らしめる為に政治的な意味でこの巨大な陵墓が建設されたのかもしれない.しかし,上記の御文にあるように神に御咎めを受けたということは,仁徳天皇が自身の尊厳を誇示する為に我欲を出して自ら指揮して多くの庶民に強制労働させて墓を造らせたのではないか?そして,そのことに対して神に叱責を受けたという意味ではないか?また,人柱として多くの人々が殉死させられたことも想定される.
 一方,窪田志一氏の「岩屋天狗と千年王国」によると,仁徳天皇とは元々鹿児島伊集院を拠点とする九州王朝末期の「讃王」であるとされている.4世紀に北上して北九州姫国を討って紀国を樹立し,その後紀伊地方に入ったとされる.紀伊とは紀氏伊集院という意味か.ということは,仁徳天皇は通説では現在の大阪で大和政権を樹立したとされているが,実は元々「鹿児島県人」だったのである.この話は歴史隠蔽の体質を継続している現日本政府統治下では表に出ない説であるし,どの主流歴史研究家も語らないからこそ十分あり得る事実なのである.
 しかし,あの墳墓を上空から見たときに前方後円墳であると同時に,何故か「マナの壺」の形をしている.聖書にはマナの壺のことが詳細に語られている.また,ミシェル・デマルケの著書には,マナの壺とは優良星界宇宙人タオがユダヤの民を助けたときに使ったパン「マナ」と関係しているとある.古代ユダヤの民が渡来した3~4世紀の日本では既に優良星界宇宙人との交流があった可能性が十分ある.タオについてはこれまで何度か話題にして来た.

 


 また,司馬遼太郎の「項羽と劉邦」には秦の始皇帝が中国全土から多くの庶民を集め強制労働させ,自らの墳墓を建設させたというエピソードが実に詳しく語られている.その逸話とこの仁徳天皇のストーリーが実に酷似している.このことから秦の始皇帝から項羽と劉邦,そして,呂女帝に至るまでの中国の歴史の欺瞞が浮き彫りになる.中国の歴史は多くが嘘だ.中国と日本,そしてユダヤアメリカの現権力者の合作が秦の始皇帝陵であるに違いない.司馬遼太郎とは歴史的事実を歪曲する為に裏の権力者に飼われた御用作家だったという説が近頃よくネット上で話題になっている.益々,歴史は奥が深い.
 しかし,とは言え,どの歴史的な説も所詮その時代から下った後年の人間が書いたものであるから真実性は薄い.やはり,神の書「波動の法則」にある如く,人類皆が超能力を開顕させ,地球上空にある「GINO」層にアクセスし,自ら地球の歴史が刻まれた正確な波動を感知しなければならないのである.

文献
1) 高木 国男 編著:神霊星界通信記録-宇宙創造神取次の器械田原澄女史による-第4巻,宇宙学教室叢書第8号,p.16,(1973).
2) 窪田 志一:岩屋天狗と千年王国 上,岩屋梓梁顕彰会,p.187,(1987).
3) Michel Desmarquet: Thiaoouba Prophecy, (1993). 邦訳 ミシェル=デマルケ著・ケイ=ミズモリ訳:超巨大宇宙文明の真相,徳間書店,(1997).
4) 司馬遼太郎:項羽と劉邦,新潮社,(1984).
5) 足立 育朗:宇宙からのメッセージ波動の法則,ナチュラルスピリット,(2007).