霊界からの通信記録については以前から幾つかこのブログで紹介して来た.
霊界は確実に存在するし,我々は将来霊界でどのように過ごすか,今この現世にいる間に心の準備をしておかねばならない.
ところで,御神示では太陽系第五惑星の壊滅について述べられた.
この大惨事で第五惑星の住人はほぼ全員確実に命を落としただろう.優良星界のUFOで核戦争の直前に救われた者がいたかもしれないが,その数は本当に極一部だろう.命を落とした人々の霊魂はその後どのように宇宙空間を彷徨ったのだろうか.そのことを通信して来た者が宇宙学の御神業の場に現れた.ということで,今回は第五惑星に嘗て住んでいた異星人の霊界通信を掲載する.
霊界浄化通信 (取次の器械による)
救われに来た第五惑星人 平成元年(1989年)10月16日
第五惑星人(以下 五):…(異星語)…私は来て居りました.ああ悲しい,ああ悲しい,恐ろしや…(異星語)…
授諭者(以下 授):何処にいらしたの?
五:第五惑星,私の星で御座います…(異星語) その通りで御座います…あっという間で御座います.どのくらい経ちましたか,引かれるようにやって参りました.30人で御座います.
授:皆様第五惑星の?
五:そうで御座います,そうで御座います.
授:最後の地上での状況は?
五:私達は社会の有様よく覚えて居ります.混乱混乱,奪い合い,傲慢,物欲,ありと悉ゆる醜い社会でありました.社会は黄金の如く煌びやかでありながら,人々の心は腐敗して居った.我々は,本日,我々聞いたような話もなくもなく,私も聴いたことがあった.だが,そのようなことは信じられなかった.それらを唱える者何百人か居りました.最後の秋*1には,それらの者の語る事を聴く者は居りませんでした.我々も聴かなかった者でござる.一瞬の内に全ては吹き飛んで行った.天の声を伝える者各所に現れました.なれど,新たに耳を貸す者もおらず,私も何度となく話を伺いながら,どうしても信じ切ることが出来ずに到頭こんな目に遭いました.私達は何も分からずに苦しいだけで彷徨って居りました.苦しい中で何やら何やら叫ぶ声がしました.それはこの地球から聞こえて来た.吾が耳を疑って,その声に引かれて来ました.微かな*2声は,「今なら救われます,今なら救われます.」と,それだけだった.段々とその声はハッキリとして参りました.そうすると,唯今の話が聞こえて参りまして吸い寄せられるように参りました.(異星語)此処でしたよ此処でしたよ此処でしたよああ…
授:こちらは大神様の御神業の場で,地球をあなた方の星のようにしてはならないと,お伝え頂いた御神示で…
五:有難い有難い有難い有難い(泣きながら)我々の秋にもそのような方が居られました.本当だったんですよ,本当のことだったんですよ.何百億と居りました人類の中で僅か何百人で御座いましたよ,そのような方は僅か何百人で御座いました.それ故滅びたので御座いますよ.もっともっと沢山居られれば救われた.私はその中には入れない,入れなかった.人類の行く末など関係ない関係ない吾が身の行く末だけを案じて居る者ばかりでした.人類は,この宇宙は,と唱える者は異端者で御座いました.迫害を受けて居りました.…(異星語) この度は決してそのような事になってはならない.決してそのような事は繰り返してはならない.
授:それで御神業を務めさせて頂いている.
五:有難い有難い.こうして宇宙を彷徨う者を助けて頂きまして…(異星語) 有難い有難い.
授:どの位の時が?
五:そういう事すらわかりませんでした.私は伺いながら涙が出てくるのをどうしたのだろうどうしたのだろうと思っている内に,どうもこれは私のことのようだと考えて微かに記憶が戻って参りました.有難い有難い.私は再三に亘ってこのような話を伺いました.全く何も聞かされない者が殆どであり,我々はその方々による救ってあげたいという愛念の波動を受けて居りました故,このように救われたいと申しておられます.その時には耳も貸さずに笑って居りました.しかし愈々星が大炸裂を始めました時には,私は話を伺っておりました故後悔しました.「ああ,何ということだ!これが天罰だ」と泣き叫んだ.私は話を聞いて居たが故に天罰であることが分かり悔やんだのですが,それが故にこうして救われました.何も知らず,何も聞かされずに彷徨っている者は,唯今の話の如くと申されておられる.話を伺っただけで何と有難いことか,有難い有難い,何卒,御願い致します.我々の二の舞にならぬようにお願い致します.
授:私達も御神業を務め縁信先生の下に皆洗心の連帯意識をもって地球を流星化から救うようにお務めさせて頂きます.
五:お願いします,お願いします.私がこうして,未だ嘗てない事であると申されておる,流星化した星の魂はこのようなことは嘗てなかったと申されておる.有難い有難い有難い有難い.この御方は取次の器械で御座います.取次の器械,ハイハイ,取次の器械と申される方が居られた.ウン,おられた.私は会えなかった,会う気さえなかった.この様なことは本当にあるんだ,信じていませんでした.神様はこの星のみならず,宇宙を浄め祓う為にこの器械を造られたと申されておられます.有難い有難い.私達はここに居られる御方について参ります.有難う御座いました.…(異星語)…泣きながら手をすり合わせながら昇天される.
*1 とき
*2 かすかな
縁信氏後記=これは大変有難い情報である.「これが天罰だ!」と気付いた者と気付かぬ者との差だけでも,この様な大違いの結果になる.第5惑星には取次の器械が居たという.
<解説> (Shinmoedake2011による)
・「異星語」とあるが,その後日本語で通信して来ている.日本語が地球を代表する言語であることを意味しているかもしれない.
・第五惑星は現在の火星と木星の間にある小惑星帯に位置していた.しかも,この惑星炸裂は今から20万年前とされている.ところが,霊界とは時間や空間の概念がない絶対的な場であり,各惑星の霊界は繋がっているので,そのような遠い大昔の霊魂とも通信が出来るという訳である.
・30人がこの語りの霊魂に付いて来たということは,第五惑星住人の霊界は本当に極限られた人々の集団であるかも知れない.その他の数百億もの多くの霊魂は宇宙空間を彷徨っているか,或いは,火星や木星,衛星の霊界に行っているのだろうか.霊界と言っても,その多くが確実に地獄だろう.
・「異端者」とある様に「人類は,宇宙は」等と唱える人は第五惑星では極少数であった.私のように宇宙学をブログで伝える人間は,現在この地球上では「超異端者」で極々少数だが,このことを多くの人類に今伝えないと,上記のように惑星地球は第五惑星と同じ轍を踏むこととなる.
・今現在,事実上ロシアとアメリカが核戦争も辞さぬほどの緊張状態となっている.この対立は人々に御法度の心を大いに出させる.地球を支配している邪神・邪霊はそれこそが狙いなのである.兎に角,我々はこの霊界通信記録にあるような真実を知る事と,「恨み・怒り・呪い」などの御法度の心を決して出さない事,そして,皆仲良く相和して過ごさねばならないのである.
引用=城戸 縁信:霊界浄化通信,宇宙の理,ザ・コスモロジー,No.204,(1990).