昨今の我が国の状況は実に目を覆いたくなるほど情けないことになっている.ロシアに対して事実上我が国は宣戦布告をした.ウクライナの現状を正しく認識しようという姿勢が全くなっていない日本政府のみでなく,そのおかしな態度を強く糺さねばならない野党も全く正常に機能していない.そして,現状をありのままに伝えるべきマスコミが相変わらずロシア叩き一辺倒の論調を未だ崩そうとしない.正に,現在日本の権力集団はとんでもなく由々しき事態に我々を陥れている.
 このような状況の下で,抑々日本とは一体如何なる国であったか,その根本を御神示で確かめねばならないと私は思い至った.今,御神示はNo.4「超能力の開顕」シリーズの途上である.しかし,不規則ではあるが現状を打破すべく,このタイミングで次の御神示をここに記すこととする.

  御神示No.5 「天孫降臨と大和民族」(取次の神より)

 日の本の国は地球の中心の国なり.此の地球の中心に在る民族を大和民族と申すは,地球に大いなる和を齎しめんが為の意味なり.日本人はこの自覚をこそ大事なり.嘗て五千年前に大洪水にて地球地上悉く洗い浄められし後,再び太陽系内外の優良星界より厄介者達に洗心を命じ,宇宙船にて地球地上各地に降ろし,大洪水にて霊界入り為したる多くの者達をその子孫として地上に転生為さしめしなり.以後地上各地にて文明興りしなるも,相変わらず我欲強く悪想念起こし,宇宙間の不良星界より邪神・邪霊を引き寄せ,亦々闘争・戦争を繰り返すの愚を続けしなり.
 天界及び優良星界にてはこれを憂慮し,優良星界人を地球地上に折々に転生為さしめて地球人類に啓蒙せしも仲々至難なりしなり.東に転生為したる孔子も,西に転生為したるソクラテスも,共に火星より遣わせし者なるも,此の教導に従う者少なく世は乱れに乱れしなり.
 是より稍先に,天界及び優良星界の長老達集い,地球地上の鎮定を慮り*1,優良星界より優良人を肉身の侭地上に降ろし,先ず地上葦原の国*2より蒙を啓かんと図らいしなり.当時火星・金星より,地球の低き波動に耐え得る剛の者数百名を選び,瓊々杵之命*3を総代とし為し,宇宙船にて日本国土数ケ所に降臨為し,夫々統治を行いしなり.なれど地球の波動低く邪神・邪霊達既に跋扈為し有り平定仲々困難を極めしなり.是の降臨を汝等は天孫降臨と申すなり.此の天孫降臨を伝えし記紀神話の語る処,凡そ正しきなるも,正しからざる処も有り.
 大和民族は,今を去る一万数千年前,当時太平洋に在りしムー大陸より,大陸の沈没以前に神託に信を措きて葦原の国に渡来せし善良なる民族の子孫と,此の天孫民族と結合せし,本来の神の存在を知る善良なる民族なり.故に地球の霊的中心として地球に大神様の御光と御力を流入せしめ,地球を浄めねばならぬ民族なり.地球を浄め全地球に平和を齎さねばならぬ民族なり.故に是を大和民族と申すなり.今日,全ての日本人は此の自覚に還らねばならぬなり.
   昭和62年11月17日  神 示


*1 おもんぱかり 意味:おもいはかること
*2 あしはらのくに 意味:日本のこと
*3 ニニギノミコト

<解説>(Shinmoedake2011による)
・日本という国は地球の中心の国である.
・この地球の中心に在る民族を大和民族というのは,地球に大いなる和を齎そうとする為の意味である.
・五千年以上前に起きた大洪水で地球地上各地が全て洗い浄められた後に,再び太陽系内外の優良星にいた厄介者達に洗心を命じて宇宙船UFOで地球地上各地に降ろし,大洪水で霊界入りした多くの人々をその子孫として地上に転生させた.
・以後,各地で文明が起こったが相も変わらず我欲強く悪想念を起こし,宇宙間の不良星から邪神・邪霊を引き寄せて,また闘争や戦争を繰り返すという愚かなことを続けていた.
・天界や優良星界ではこれを憂慮し,優良星界人を地上に頻繁に転生させて地球人類の蒙を啓こうとしたが,中々困難であった.
・極東中国に転生した孔子も,ヨーロッパギリシャに転生したソクラテスも,共に火星から遣わせた者であったが,この教導に従う者は少なく,世は乱れるばかりであった.
・これより少し前に天界と優良星界の長老達が集まって,地上を平定しようと考え,優良星界より優良人類を肉体のままで地上に降ろし,先ず,日本から神の教えを伝えようと計画した.
・神武太平記によると,日本という国は数千年前は豊葦原瑞穂国と呼ばれていたようである.
・当時,火星や金星から地球の低い波動に耐え得る強者数百名を選び,ニニギノミコトを総大将として宇宙船UFOで日本の国土各地数か所に降臨させ,それぞれ統治させた.
・ニニギノミコトを祀る神社として鹿児島県には薩摩川内市新田神社と霧島市霧島神宮がある.ニニギノミコトは主として九州南部地域を平定するよう努力されたのだろう.
・しかし,地球の波動は極めて低く,邪神邪霊達が既にのさばっており,平定は困難を極めた.
・このニニギノミコトを中心とする平定部隊の降臨を我々は神話として「天孫降臨」と言っている.
・この天孫降臨を伝えている日本書紀や古事記の神話が語る内容は大体正しいが,正しくない部分もある.
・日本書紀や古事記は窪田志一著「岩屋天狗と千年王国」では全て岩屋梓梁がほぼ一人で作成完了させたとなっている.岩屋梓梁については,以前このブログで少し紹介した.

 


・大和民族は今から一万数千年前に当時太平洋にあったムー大陸から,沈没以前に神のお告げを聞いて信仰し,日本に渡来した善良な民族の子孫と,この天孫民族と結合した,本来神の存在を知る善良な人々である.
・ムー大陸は実に大きい大陸で,その西北部は現在の日本沖縄県辺りであったとする説がある.故に,ムー大陸からの渡来は船であっても割と容易であったに違いない.或いは,一説ではムー文明は現在の地球の科学文明を遥かに凌駕するものであったとされているので,UFOで世界中を移動していたかもしれない.
・日本人は大和民族としての自覚をすることが大事である.

 以上のように,日本人とはムー大陸の生き残りと火星や金星に住んでいた大柄な体格で屈強な武将達,そして,優良星から来た厄介者達の末裔であるということになる.この御神示で度々出てくる「地球の中心は日本であり,地球全体に和を齎せよ」ということは大変重い御言葉である.したがって,我々日本人は世界に冠たる大和民族であるので,戦争を平気で惹起するような軽々しい態度は厳に慎まねばならないのである.自らの懐だけを考える売国奴たる権力集団を直ちに失脚させ,まともな日本民族が是非この御神示をしっかり読み,日本を本来のあるべき姿に戻して行かねばならないのである.

引用=城戸 縁信:天孫降臨と大和民族,宇宙の理,ザ・コスモロジー,No.182,(1988).