美空ひばりさんの霊界からのお言葉を昨日このブログで記した.

 


 美空ひばりさんのファンの方ならば,このお言葉から正しくひばりさん本人であるというふうに感じるのではないだろうか.では,早速その続きを読んでみよう.

美空ひばり霊の語り (平成4年10月19日受信) -続き-

 私が生まれたのは魚屋でございます.横浜の磯子でございます.<どうして歌手になったのか>私の父も歌が好きでした.バンドを持っていましたから,そこで私も歌っておりました.私は歌手になる様にこの世に生まれて来たのだと思いました.私はこの短い人生を全く年齢よりも倍も倍も生きたような気が致します.霊界の事はそんなに詳しくはございませんが,芸能人でございますから何か公演がございますと神頼みと言うか,そういう気持ちはございました.手を合わせることは嫌いではないです.父も母もご先祖様方には手を合わせておりました.所が,加藤家も,私は分からないが,弟達が次々と亡くなった.何でこういう事が起きるのかと思っていました.うちは魚屋でございます,そういう何かがあるのじゃないかと思いますが,あるのでしょうか?弟達もガンでした,血が濁れて濁れ切った様でございます.
 自分のここ迄やってきた事は自分乍らに良かった事だと思っております.歌が唄えて死んで行った事は神様に御礼を申し上げます.私は霊界に来て,生きている時よりも人の心が分かる様になりました.本当に,あの方にもこの方にも,「有難う」と申し上げたい….(続く)


 「うちは魚屋でございます,そういう何かがあるのじゃないか…」と本人が仰せのように,魚や牛・豚・鶏の肉を売って商売をして暮らしてきた方々は,必ず因果応報により何らかのネガティブな報いがある.別の霊界通信には牛肉をさばいて商売をしていた方が死後は地獄に落ちて,間もなく牛として生まれ変わり,人間に切り刻まれる運命であるということが述べてある.動物が人間に対して持つ怨念はたった一匹でなら人間に比較するととても弱いが,何十万匹という単位になると相当なものであるに違いない.美空ひばりさんやそのご家族はそういった代々引き継いで来た生類からの因縁を背負って生きていたということが,この霊界通信から分かるのである.
 また,「霊界に来て,生きている時よりも人の心が分かる様になり…」とあるように,霊界では生前よりも感覚神経が鋭く研ぎ澄まされ,生きている人の心がより深く理解されるといったような話は,他の霊界通信やシルバーバーチ著「古代霊は語る」などにも詳しく記してある.

引用=霊界浄化通信 (補助器械 木村女史・授諭者 木村氏):宇宙の理,ザ・コスモロジー,No.248,p.44,(1993).