今日は、野菜中心かつ減塩を心掛けなければならない妊婦さんの為のレシピをご紹介します。

両親学級のテキストによれば、妊婦が心掛けなければならない食生活のポイントは、
1.主食・副菜・主菜を揃えたバランスの良い食事を心掛けること。
(主食:ごはん、パン、麺類、副菜:野菜、きのこ、いも、海藻、主菜:肉、魚、卵、大豆)
主食はしっかり・ビタミン・ミネラルは副菜でたっぷり、主菜は適量、ということらしいです。
2.カルシウムを十分に摂ること。
3.貧血を予防するために鉄分を摂ること。
4.高血圧予防のために減塩すること。

産休中の私の一人ランチは、例えばこんな感じ。
主食:押麦入りごはん
副菜兼主菜:白菜の鶏そぼろ煮
主菜:じゃこ天


主食:押麦( 蒸した大麦を押しつぶして平たくし、乾かしたもの。)入りごはん
食物繊維が白米の17倍、カルシウムが約3倍ということで、「妊娠なう」に妊婦に良いと
書いてあったので、実践してます。
基本、昼ごはんと夕ご飯は、押麦入りごはんです。炊く時に混ぜるだけで簡単。

主菜:じゃこ天
友人のお勧めで買ってみました。カルシウム・DHA・EPAが豊富に含まれているので、いいんじゃないかと思います。ただし、揚げ物だけどね。

副菜兼主菜:
【白菜の鶏そぼろ煮】
野菜をたっぷり、減塩を心掛けてということで、しかも簡単に作れるレシピです。

☆材料☆
鶏挽肉(ももでもむねでもOK):40~50g
白菜:2枚くらい
酒:大さじ1/2
だし汁:50ccくらい
みりん:少々
しょうが:チューブ5mm
片栗粉:小さじ2(同量の水で溶いておく)

☆作り方☆
1.テフロン加工のフライパンに油をひかずに鶏挽肉を入れお酒も入れて炒める。
2.挽肉の色が変わってバラバラになったら、3cm幅に切っておいた白菜を入れ、
少し炒めてからだし汁とみりんを入れ、蓋をして弱火でしばらく煮る。
3.白菜がくたっと柔らかくなったら、しょうがを入れ、最後に水溶き片栗粉を
入れてよく混ぜて、とろっとしたら出来上がり。

塩や醤油を入れなくても、しょうががアクセントになっています。それでも薄味に慣れていなくて味が物足りないと感じた場合は醤油をちょこっと垂らすといいかもしれません。あと、油を使わなくても調理できるところがよいです。

両親学級テキストにも書いてありますが、「食品の持ち味を生かして、うす味で美味しく」がポイントですね。
個人的には、以下の点がポイントだと思います。
レモン、酢、薬味を使うと、調味料で味を濃くしなくても、深みが出ます。
また、下味をつけるよりは表面に塩分や糖分が掛かっている方が、舌にダイレクトに
味が届くので、減塩・糖分控えめになります。

今日のところは、こんな感じで。