【 -1.3 】木造住宅の制震リフォーム (回想編) | かしこまりこ の、竹取り物語

かしこまりこ の、竹取り物語

和の文化Love♡ 出生時は 1,700gでそれは美しく 「まるでかぐや姫」と言われたとか。
※ 2011(H23) 竹林に迷い込み、竹細工の修行→ 1年で方向転換
※ 2018(H30) 放送大学大学院 修士号取得
※ 2019(R1) 国家資格GET
※ 2021(R3) 悲願の再就職

思い起こせば、制震工事を思い立ったのが、昨年の3月。

ダンパーメーカーにコンタクトし、図面をやり取り(R5.3.14)

地元の工務店に何度も下見に来ていただき、(4月~5月)

2階の壁面も工事が必要とのことで、呆然としつつも

見積りが出たのが6月、

「Goサインを出すべきか?」施工方法に大きな疑問と不安を抱えていたところ、母が倒れ、計画は頓挫した。

 

一年近くが経ち、その間には能登半島地震もあり、

母の状態も安定(回復の見込みなく施設入所が決定)したので

改めて、ダンパーメーカーに

「1階部分の施工のみで、なんとかならないか?」相談。

 

最終的に、1階のみということでご提案を頂いた。

いささかの不安は有るが、

「2階の内装は復元できない」と言うのだから致し方ない。

 

雨漏り、白アリ、そして致命的な施工欠陥が見つかったものの

取り急ぎ、アッという間にダンパーの取り付け完了。

検討を始めて1年3ヵ月

施工日数は、実質5日間だった。

 

リフォームの施工が比較的簡単なのは、この工法の強み。

詳細は後記事で。

 

ちなみに取付が完了した途端、

まるで家自体が頑丈になったかのような錯覚を覚える。

あれだけ、

車が通過する度に、私がキッチンを右往左往する度に、

カタカタと鳴り続けていた吊り下げた鍋が、今は、嘘のように沈黙している。