こんにちは！
先週の雪からの温度差が大きいですが、みなさん体調は大丈夫ですか？
当院の患者さんでも風邪などでのお休みが少し増えてきていますので、お気をつけてお過ごしください
さて今日は「体が硬くなっている人」について
自分がそうです！と自覚がある方もいると思いますが、その原因「気の消耗」かもしれません
ただ「気の消耗」って言われても良く分からないかと思いますので、まずはちょっとその説明を
東洋医学では、体の中には気というエネルギーが流れると考えています！
この気が充実して円滑に流れている時は調子良く過ごせますが、気が消耗したり流れが悪くなったりすると様々な不調が体に現れます
気は体の中にあるエネルギーみたいなものなので、使うともちろん減っていきます
疲れなど身体的な負担でも減っていきますが、精神的なもの（緊張や不安など）も気を消耗させる要因です！
「気」に関する言葉で、気を使うとか、気配りをするとか言いますが、そういう緊張状態では本当に気が消耗されていっていると考えてもらえたらと思います。
この「気」が減るとどうなるのか
体の中を流れているエネルギーが減ってしまうので、血流なども含めて体全体の巡りが悪くなります。
押す力（エネルギー）が弱くなって、流れなくなるようなイメージです！
巡りが悪くなると代謝も落ちて体がだるいと感じる事が多くなりますし、血流が悪くなって冷えも悪化しますし、筋肉の硬さも悪化していきますし、関節痛なども現れやすくなります
なので消耗した「気」はしっかりと休んで補ってあげる事が大切ですし、悪くなっている巡りを改善させる事が体をゆるめるには大切になります
具体的にどうすれば巡りが良くなるかというと、まずはしっかりと体を温めてあげましょう
それだけ？と思うかもですが、体は冷えるとより硬くなっていくので、温めるだけでも体はゆるんで巡りが良くなっていきます！
私たち鍼灸師が行っているお灸も、簡単に言うと温める刺激をツボに加えるものです
巡りが悪く反応の出ているツボを選び、お灸の熱で刺激をする事で流れをよくし、症状を改善させています
それだけ体を温めるというのは大事な事なので、特に体が硬くなってしまっている人はゆるませる為にもぜひ意識してもらえたらと思います
ではまた
《夫婦で営む所沢の鍼灸院》鍼灸専門 志和治療院
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