こんにちは!
当院は夏休みを頂いていましたが、特にどこにもいくでもなく、たまっていた録画をたくさん見ていました📺
まぁもともと赤ちゃんがいるので今年の帰省はしない予定でしたが、コロナの影響はほんと大きいですね
最近は仕事や生活が変わったり、ストレスが増えているせいか、胃腸の不調を感じている患者さまが多くなったように感じます
なので今回は「胃痛」の鍼灸治療についてご紹介を
東洋医学の古典である黄帝内経には、「通則不痛、不通則痛」という記述があります。
これを訳すと、「通じればすなわち痛まず、通じざればすなわち痛む」となります
つまり、気血の流れが悪くなると、痛みが生じますよという意味になります
これは痛み全般に対する事なのでもちろん胃痛にも当てはまり、気血の流れを整えてあげれば痛みが無くなると考える事ができます!
胃痛にもいくつか種類がありますが
・冷えると痛むタイプ
・のどの渇きや胸焼けを伴うタイプ
・ストレスで痛みが増加するタイプ
・食後に痛くなるタイプ
が多いかと思います
冷えると痛くなる人は胃を温める力が弱く、全身が冷えやすかったり疲れやすい人に多いタイプです!
陽気が不足して気血の巡りが悪くなっている事が原因なので、胃に気を送るために冷えを取り除く治療を行います
一緒に冷たい食べ物や飲み物を避け、体を温める作用のある食材(にら・鶏肉など)を摂ってもらえると効果的です
のどの渇きや胸焼けがある人は、胃に熱がこもっている事が原因で、辛い物や味の濃いものが好きな人に多いタイプです!
気血の滞りを取り除き、熱を冷ますよう治療をしていきます
刺激物やアルコールを控えて頂くと、より効果的です
ストレスで胃痛が増加する人は、肝の機能が低下している事が考えられます
肝の機能が低下すると気が滞りやすくなり、胃の辺りが張るように痛んできます
イライラなど怒りの感情でも負担がかかるので、なるべく避けるように心がけましょう
食べた後に胃痛がする人は、上手く消化ができず胃の中に飲食物が停滞して、気の巡りを邪魔しているのが原因です!
食欲がなくなり、便秘気味な人に多くみられます
消化機能を高めるように自律神経の調整をし、便秘があれば改善させるように治療します
食事の量を控えたり、消化のよい物を食べながら胃の機能を回復させましょう
少し長くなってしまいましたが、自分に当てはまりそうなものはありましたか
胃痛を感じやすい人は、ぜひ参考にしてみてください
《夫婦で営む所沢の鍼灸院》鍼灸専門 志和治療院
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