医学的には、一時的な目の疲れを「疲れ目」、慢性的な目の疲れを「眼精疲労」と分けて呼んでいます
まぁ厳密にはどこからが慢性的なのか区別するのは難しく、判断はつきにくいですが
当院にも様々な症状を訴える患者様が来院されますが、目の疲れを感じている人は多いです
主訴が別にあったとしても、パソコンやスマホなど、仕事でもプライベートでも目を良く使っている人が多い証拠ですね
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そんな眼精疲労も、鍼灸治療の適応症となります
眼精疲労は目の使い過ぎだけでなく、角膜炎や緑内障などの目の病気、首や肩のこり、ストレスや睡眠不足など、人によってその原因が異なります
●目の病気が原因の場合
眼精疲労に伴って目の病気が隠れている場合、まずは病院での診察を受けましょう
目の病気にも鍼灸治療は有効な事が多いので、病院と併用する事でより治療効果を高める事ができます！
病気が改善する事で、眼精疲労も軽減されていきやすいです
また近視や乱視、老眼などがある場合、眼鏡やコンタクトが適していない可能性もあります
きちんと検査を受けて自分に合っている物を使う事で、眼精疲労が軽減される事もあるので試してみてください
●首や肩のこりが原因の場合
東洋医学では目は「肝」が司るとしていますが、肝は目以外に筋肉にも関係しており、肝の機能が低下すると目の疲れや筋肉のこりが起きやすくなります
目の疲れから首や肩がこる人もいますが、筋肉のこりが目の疲れを助長している事も多いので、どちらも一緒に改善させていくと治りが良くなります
肝の機能が正常に働ける状態にするため、全身のツボを使いながら治療を行います
●ストレスや睡眠不足が原因の場合
ストレスや睡眠不足は目にはあまり関係ないように思うかもしれませんが、自律神経の乱れが眼精疲労に繋がる事も多いです
交感神経が優位になりすぎると筋肉の緊張も増し、目の周りの筋肉にも影響を与えます
また涙の分泌も抑えてしまうので、ドライアイになりやすいです
目の疲れだけでなく、イライラや胃腸の不調がある人は自律神経が眼精疲労の原因となっている事もあります
鍼灸は体の調子を良くし、自律神経のバランスを整える事が得意な治療法です
こうした目が原因ではない眼精疲労にもしっかりと対応できます
もちろん自分で目を休める努力をする事は大切ですが、鍼灸治療という選択肢も考えてもらえればと思います
《夫婦で営む所沢の鍼灸院》鍼灸専門 志和治療院
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