前回は血流(
https://ameblo.jp/shinkyu-shiwa/entry-12495040485.html
)について紹介しましたが、今回は「冷え」についてです
不妊治療をしていると、冷え性、もしくは冷えやすい人が多いなと感じます
冷えは「万病の元」とも言われますが、妊活においても冷えは大敵となります
冷えがあるとなぜ不妊の原因となるかと言うと、体の冷えは子宮や卵巣の冷えへとつながり、それぞれの機能が低下してしまうため質の良い卵子を育てる事が難しくなるからです
また温かく柔らかい子宮には受精卵も着床しやすいですが、冷えて硬くなってしまうと着床しにくくなると考えられています
自分が冷えているのか分からない人は、以下の項目を参考にチェックしてみてください
・冷房が効いている場所に長くいると疲れやすい
・便秘や下痢に繰り返しなりやすい
・生理痛がひどく、経血も水っぽい
・手先や足先を触ると冷たい
・特に冬場になると肌の乾燥を感じる
これらの症状がある人は、自覚症状があまりなくても冷え性となります
体が冷えている場合は何を良くすればいいと思いますか
当院ではただ体を温めるにではなく、冷えの原因となっている体の状態に合わせた治療を行っています
大きく分けると冷えにも4つの原因が考えられ、
・熱を生み出すエネルギーが足りない「虚弱」
・「瘀血」が溜まる事による冷え
・ストレスなどが原因で、頭はのぼせ足元が冷える「気逆」
・寝不足などが原因で、むくみや汗、排尿の異常が起こる「水毒」
これらの原因を問診や脈診・腹診といった東洋医学の診察法を使い判断し、それぞれの体に必要な治療をしていきます
ただし冷えやすい人はこのような治療だけでなく、自分自身でも体を冷やさない努力が必要です
・腕立てやスクワットなどで筋力をつける
・腹巻や厚手の靴下などを温かい衣類を用意する
・体を冷やす食事を避ける
これらの事に注意する事で、妊活の大敵である冷えの改善につながっていきます
体を冷やしやすい食べ物については、また次の機会に紹介していきますのでお楽しみに
《夫婦で営む所沢の鍼灸院》鍼灸専門 志和治療院
当院について詳しくは、ホームページをご覧ください
https://www.hari-shiwa.com/
ご予約はこちらから
https://reserva.be/89shiwa/reserve