血圧の病気は高血圧だけではありません
血圧が低すぎる、つまり低血圧も実は怖い病気です
ただ低血圧は高血圧のように命に関わる危険性が少ないので、軽視されてしまう傾向がありますですが慢性的な低血圧は他の症状を引き起こしたり、不調の根本原因となっている事も多いのです!
今回はそんな低血圧の事を紹介していきます
まず低血圧の定義ですが、明確には定められていません
数字上の目安となる値は、収縮期(最高)血圧が100mmHg以下だとされています。
低血圧が引き起こす症状としては、疲れやすい・全身の倦怠感・めまいなどが有名です。しかし他にも多くの症状を引き起こす事が分かっていて、肩こり・頭痛・吐き気・動悸・不眠症などになる事もあります。
これらの症状が出ている人で血圧が低い人は、低血圧を考えた治療していくと効果が出やすい事が多いです
低血圧の主な種類は、以下の3つになります。
・体質による問題(本態性低血圧)
・急な立ち上がりによる血圧の低下(起立性低血圧)
・他の病気による影響(症候性低血圧)
本態性低血圧は原因がはっきりしていない低血圧です
遺伝的要因が関係しているとされ、肉親に低血圧がいる場合はなりやすいです。また若いやせ型の虚弱体質の女性にも多くみられます
起立性低血圧は立ち上がった時など、脳への血流が急激に低下する事で引き起こされる低血圧です
血流の調整をする自律神経の働きに異常がある場合や、健康な人でも疲れやストレスが溜まると起こりやすい病気です
症候性低血圧は他の病気によって引き起こされる低血圧です
心臓や循環器系、甲状腺の異常によっても引き起こされます。また、薬の副作用によっても低血圧になる事があります
低血圧の治療で大切になるのは、規則正しい生活習慣と食生活の改善です
生活習慣の乱れは自律神経を乱す原因となり、栄養のかたよりは低血圧になるリスクを増加させます。たんぱく質をしっかりと取り、不足しやすいミネラルのために野菜や海藻類も気にして食べましょう
また鍼灸治療では、自律神経の調整と体質の改善をしていく事で血圧の上昇・安定させていく事が期待できます
症状が強い時は病院で診察を受ける事も必要ですが、生活習慣の改善と鍼灸によって低血圧を治療していきましょう
《夫婦で営む所沢の鍼灸院》鍼灸専門 志和治療院
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