鍼灸で便秘?と不思議に思う人もいると思いますが、便秘はWHO(世界保健機構)も認めている鍼灸治療の適応症になりますひらめき電球

今回は便秘になっている体の状態や、なぜ鍼灸が便秘に効くのかを書いていきますOK

 

そもそも便秘は、週に3回未満の排便の時を指すとされています。

ですが排便の回数は個人差も大きい為、必ずしもこの基準が全てではありません。何日も便が出ないのはもちろん、お腹が張っている、お腹に痛みがある、排便時に痛みがあるなども便秘と考えられます。

 

東洋医学では、胃腸に熱がこもる事で便秘になると考えています。

胃と大腸と小腸の経絡(ツボの流れる経路)はそれぞれ陽の気に関係する経絡で、そこに邪気が侵入する陽気の流れが止まってしまうのです。陽気が止まれば津液(水分の事)が消耗し、熱がこもって更に流れが悪くなり、結果として便秘へと繋がっていきます。

また腸など消化器の運動は自律神経によって管理されているので、ストレスや不安、睡眠不足や無理なダイエットなども便秘の原因になると考えられています。

 

 

便秘の対策としてよく行われるのが、食事療法と腹部のマッサージではないでしょうか?食物繊維が豊富な食べ物などを食べ、腹部を「の」の字にマッサージをしている人が多いと思います。

それでも便秘が続く場合は市販の便秘薬を飲むなど対策はありますが、便秘は昔からの体質だからとちょっと諦めていませんか?

 

当院では特効穴として手首にある「神門」というツボも使う事もありますが、基本的には陽気の流れを良くする事、津液の消耗を補う事、自律神経を調整して副交感神経の働きを高める事などを行い、便秘になりやすいという体質そのものを治療していきます。

鍼灸には体を内側から改善していく力があります。

こうした体質的な症状にも効果があるので、ぜひ1度試してみてくださいルンルン

 

 

 

《夫婦で営む所沢の鍼灸院》鍼灸専門 志和治療院

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