「肩こり」と聞くと皆さんはどんな原因を思い浮かべますか?
テレビやスマホによる目の疲れ、パソコン作業の繰り返しなどがすぐに思いつく原因ではないでしょうか?
もちろんそういった原因で肩こりになっている方も多いですが、今回は内面からくる肩こりについて紹介していきます!
首の付け根~肩の端にある骨までのちょうど真ん中あたりに、「肩井(けんせい)」というツボがあります。肩こったなと思う時に揉みたくなったり、マッサージされると気持ち良いなと感じやすいポイントです。
このツボを押して痛みがある人は、心配ごとなど精神的なストレスが原因で肩こりになっている可能性があります!
当院で使っている長野式という治療法では、精神的な負担がかかると肩井に反応が出やすいとしています。
この場合の肩こりでは、肩の筋肉をいくらほぐしても大きな効果を得にくいです。もちろん少しでも筋肉が緩めば肩こりは楽に感じますが、表面的な治療では繰り返し硬くなる体の状態を治す事は難しいと考えています。
精神的な負担が原因となっている場合、当院では足にある「陰陵泉(いんりょうせん)」というツボを良く使います。
肩こりなのに足?と不思議に思うかもしれませんが、離れたツボを使う事で炎症が起こりにくく、直接患部に鍼を刺さなくても治療できるのが鍼灸治療の特徴です。
もちろん必要であれば肩周辺にも直接治療を行いますが、ある程度硬さや痛みを抑えてから治療をする方が効果的な事が多いです!
東洋医学ではこういった悩みや心配ごとや、感情の変化なども体に悪影響を与えると考えています。
ただ痛みをとるだけはなく、心身共にリラックスできるような状態を目指して治療をしていきます♬
《夫婦で営む所沢の鍼灸院》鍼灸専門 志和治療院
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