いつも読んでいただきありがとうございます。

心より感謝しております。

燃え尽き症候群カウンセラーの岡田修斉です。

 

今年は、桜の花を長く楽しむことができて、とても嬉しく思っています。

雨の日が多くて、ゆっくり見ることは難しいですが、歩きながら見ることができていました。

雨の日の桜もいいですね。淡いピンク色がより淡く見えて、かわいい、大切にしたいような気持になりました。

 

さて、繊細さん(HSP)あるあるについて、ご紹介しています。

 

参考図書として、中島輝さんが出版された「繊細すぎる自分の取扱説明書」を見させていただいています。この本の中に、繊細さんあるあるがたくさん掲載されています。

良かったら本も読んでみてくださいね。

 

これらの中から、いくつかピックアップして、ご紹介しています。

 

今回は次の2つを取り上げたいと思います

・おっくうでなかなか行動に移せない

・「あなたはどうしたいの?」と聞かれると困ってしまう

 

おっくうでなかなか行動に移せない

繊細さんは完璧主義の傾向があります。いろんなことに気がつきやすいという性質のため、ついついやること、なすことに完璧を求めてしまうのです。

 

完璧にするのは、やる気に満ちているときは、できても、自己肯定感が低かったり、落ち込んでいるや、気乗りがしないなど、感情が負の状態にあると、行動エネルギーが完璧にするには足りないことがわかってしまうので、取り掛かれないという状態になってしまいがちです。

 

そういう状態のときに、無理やり取り掛かってしまうと、実際に、自分が思うほど完璧にできなかったりするのでより、できないという感覚が強化されてしまいます。

なので、そういうときは、感情が上向きになるのを待ってから取り掛かることをお勧めします。

 

 

実は、感情は、1日の間に、プラスとマイナスの間を揺れ動いています。

今、マイナス感情だったとしても、30分後、1時間後にはプラス感情になっていることもよくあります。取りかかることが、おっくうだ。と思ったら感情を観察してみて、マイナスであれば、少し時間をおいて、観察してみてプラスになったときに、改めて取り組もうとすると、すんなり取り掛かれたりします。

 

自分の感情の動きを観察する癖をつけてみてくださいね。

 

「あなたはどうしたいの?」と聞かれると困ってしまう

繊細さんは、相手の気持ちを共感しやすいという性質があります。これがいつも発揮されていると、いつも相手の気持ちを優先し、相手に合わせる癖がついてしまうことがあります。

 

また、この性質は、場の空気を読むというところにも、繋がっていて、その場の雰囲気を察知して、空気を崩さないように自分を抑えてしまいがちです。

 

この癖がついていると、自分の本音がわからなくなってしまいます。

 

なので、「あなたはどうしたいの?」と聞かれると困ってしまうんです。

自分の本音がわかならない、本音が言えないのは、生きづらさの一つです。

普段は相手に合わせていても、空気を読んでいても、自分が主張するべきときは主張できるように準備をしておくことが、よりよく生きるためには大切です。

 

自分の本音に向き合う訓練をしましょう。難しくはありません。

 

 

自分が、嬉しい、楽しい、誇らしいなどポジティブな感情になる場面を思い浮かべてください。思い浮かべたら、それは、自分が好きなことだから、自分にとっていいことだから、嬉しい、楽しい、誇らしいのかを確認してみてください。

 

YESであれば、それがあなたの本音です。

 

この訓練を時々しておけば、自分の本音を見失わずに済み、主張するべきときには主張できるようになっていきます。

 

今回はいかがだったでしょうか。

次回もHSPあるあるを紹介していきますね。

 

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